8/23のヤフーニュース(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060823-00000012-maip-soci)より。
「遠征先での選手による少女に対する性的暴行問題に絡み、社会人野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」監督でタレントの萩本欽一さん（６５）は２２日、本拠地の茨城県稲敷市であった球団の農場開園式で、選手数を半分以下にするなど球団改革を行うと発表した。選手全員を対象に、試合実績や練習態度などを評価し、２週間後をめどに約２０人を選抜する。」
はい、「社会人野球」だよね。たしかに、不祥事をうけて運営と体質の改革をするのは大事なこと。
だけどさあ…
「同チームの選手数は、現在４２人。萩本さんは球団改革の理由を「人が増えすぎて目が届かなくなった」と説明した。選抜に落ちた選手は退団となる。」
へ？ 「目が届かなくなった」って？ 社会人、ですよね？ オトナの方、ですよね？
「萩本さんは「（不祥事の）反省を踏まえたチーム作りをしたい」と話しており、当事者である元極楽とんぼの山本圭一さん（３８）については「戻ることはない」と断言。問題に関与し謹慎処分中の２選手については「話し合って対応を決める」と述べた。」
あれー、ついこないだまで欽ちゃんは山本に「厳しく温かく」みたいなこと言っていた(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060812-00000012-ykf-ent)のになあ。豹変するのはクンシだから？ オトナだからですか？ まあ、いいやここは。
「今後、遠征中に宿泊施設からの外出を禁止し、遠征試合そのものも減らす方針。また、これまでコーチ陣に任せていた試合戦略は、来年から萩本さんも指示するという。【原田啓之】」
極めつけはこっちですな。「外出を禁止」って、不良高校生の修学旅行ですか？(笑)
「遠征試合そのものも減らす」ってあーた…
これってさ、「機会さえあればうちの芸人どもはまた同じことを絶対するから機会そのものをなくすしかないんだよ」という対応ですよね。確かにここまでのあきらめというかひらきなおりはオトナの対応といえなくはないけれど、その内実はあまりにもおそまつじゃござんせんか？ 外出すればやっちゃうから外出させない、遠征するとやっちゃうから遠征もしない、ということね。あーあ。実になさけないオトナたちですこと。
「不祥事の反省」からでてくる「対策」がこれっていうことは、再発をふせぐことなんかできないんだよ、というひらきなおりだな。
「社会人」って、むずかしいんだね（笑）。
