2014-01-01から1年間の記事一覧
連続してデビッド・エアー作品。こっちをみると、この監督が元軍人のまじめなひとだ、という評価をうけていることがわかります(サボタージュでは要所要所をシュワちゃんがもってっちゃうので隠れ気味だった)。 「いまできるリアル系戦争物」なのだけれど、…
あのシュワちゃんがサスペンス!、というところがポイントなのに、例によって銃持って派手なことやってるイメージで宣伝しちゃったもんだから作品の方向性がつたわらないまま興行しちゃうというだめだめな配給方針の犠牲映画。ほんと、最近こんなんばっかで…
ひさしぶりのシンチー映画。彼がライフワークとしている西遊記なのだけれど、もちろんそこは好き放題に脚色して「おもしろく」そして「せつなく」しようとするチャウ・シンチーのサービス精神に満ち溢れています。そのあたりについてはなにもいうことはあり…
予告編や番宣ではドウェイン・ジョンソンがアホのような肉体無双していく能天気展開としか思えない表現。気にはなっていたけれどその宣伝のせいで足が遠のいていたのを、でもやっぱり気になるのでえいやっ、と見てきました。日曜午後。箱には10人前後。 なん…
フランス映画。なので、ハリウッド的なおおげさな展開はなし。ディズニー版よりもコクトー版を意識したかな、という流れです。 質実な展開、ヨーロッパらしい風景。大魔神オマージュの巨大衛兵たちは、あのまま元に戻れずに崩れてしまって気の毒、とか、召使…
スウェーデン映画。原作をうまく縮めて改変することで予算と尺におさめる、というがんばりをみせました。原作でのアラン・カールソンの飄々とした性格はうまく表現されていて雰囲気も崩れていないのはさすがです。カットされたのはアジア関連ネタ、ベニーの…
お祭り映画の三作目。何も考えずにどたばたを楽しむタイプです。今回は、若手チームの設立(シリーズ延命?)と、ブルースウィリスが下りた結果のハリソンフォード。敵は復帰してきたメル・ギブソンでマチェーテの時とは一味違う悪さを発揮しているし、さら…
セス・マクファーレン監督の実質的なデビュー作、でいいのかね、これ。クリエイターとしては存分に名をあげているし監督としてもTedでブレイクしたセスが監督・脚本・主演、で一本やりたい放題やりましした、という作品。 下品だとかなんだとかいいたがるヒ…
物語としてはシンプルです。魔法で不幸にさせられた子供が喪失感を振り切って前を向く物語。映像的には地球規模な表現もあるけれど、実質的にご町内のおはなし。 今回のポイントは「助かりたくない」確信犯相手に「正義」や「しあわせ」は無力だということ、…
二時間にまとめる、というのがむずかしい、というか実質的に無理な事は誰もが承知していて、それでいて「これはオイラの見たいヤマトじゃなかった」という泣き言が散見されます、が、 「それでも見てしまう」のがヤマト魂なわけで… というのはどうでもいいの…
前作のエアラインを通じて世界にウイルスが蔓延していくシーンの続編。いや、エボラのこととかあるからあながちファンタジーではないわけですが。 前作から10年たっているので一部の猿以外は新人です。ビデオシーンなんかにウィルはちょろりとでてくるけど。…
比較的新しく、そしてマイナーなマーベルヒーローですが、エンターテイメントとしての出来はもしかしたら過去最高かもしれません。 軽いノリと派手な物語と、ちょっと重い人間関係とがぐちゃぐちゃにいりまじりつつ、でも、嫌みなく軽やかにまとまって感動す…
知らない監督、知らない脚本、脚本の半分は「夢を叶えるゾウ」の人、ということで映画としては全く期待しないまま鑑賞しました。なのになぜ見に行ったのか、というと、そもそも唐沢寿明が好きなのと、「歴代のレッドの中の人」というツボな設定故てす。 そし…
ああ、ユニコーンは平成ガメラだったのだな、と再確認してきました。UCって「ほれ、オマエラどうせこういうのをみたいんだろ?」という作り手の嫌らしい臭いがぷんぷんしていて、登場するメカや小ネタは結構いいのに全体的な物語ががたがたなこけおどしだっ…
いままでの人達どうしちゃったの?と思っていたらあれよあれよとオートボットが無惨な目に遭う冒頭で衝撃をうけます。で、そこからの怒濤の展開とド派手なアクション。いままでのベタな恋愛ごっこや人間的な枝葉をオミットした分物語の骨組みはシンプルにな…
ハリウッドだからといって、すばやいトカゲが卵を産む話ではありませんでした。(いや、卵うむやつはいるけど) オリジナルゴジラへのリスペクトを強く感じる出来。音楽も伊福部調。 怪獣達が、昭和東宝とは違う意味で「人間臭い」のもよいです。 コジラさん…
いろいろと、あれはどうなっている的なことを言いたいFiguartsですが、ブレバン限定とはいえインペリアルドラモンがでました。 顔つきも好みだしなかなか満足。オプションはこのほかポジトロンレーザーがついてきます。 ほそぼそとであれ、シリーズが続いて…
いままではライダーのオマケ感がつよかった戦隊ですが、ゴーバスターあたりから勢力を盛り返し始め、今回は低予算ぽいけれど存分にやりたいほうだいやってくれました。実に楽しい。比較的短い時間の中につめられるだけつめこんだ感じ。ヒャダイン伯爵の立ち…
面白かった! と、いう大満足の一本。いえ、原作があれでしょ。それの漫画版もあんなだったでしょ。だから何一つまったく期待なんかしていなかった(できるはずがない)のです。でも、予告編は面白そうだ。トムはこのところ出る映画にはずれがないし、と気に…
古典を視点を変えて実写化する、という意味では先の「約束」と近い意味合いもたぶんあったのだろうと思います。アンジェリーナ・ジョリーの「らしさ」というか魅力もうまく全開で、ラストも含めてアクションシーンも満載。魔法使えるのにそこはアクションな…
設定を知った時点で、なにそれおもしろそうじゃん、でした。佐々木蔵之介の熱演もあいまって、そして懐かしい昭和時代劇のテイストもあわさって、なかなか楽しい作品に仕上がっています。参勤交代の内実等については結構しっかりと描写しつつ、とばすところ…
さとうけいいち作品。さとう作品として見た時に、ビッグオー設定の時のような雰囲気が戻って来ていたので、とりあえず満足でした。フルCGのキャラに「表情豊かな」演技をさせる、ということでどうなったかというと、ディズニーのくにゃくにゃ動きまくりしゃ…
前作未鑑賞なのは、公開されたタイミングが自分的にザック監督のイメージができる前だったから。ただ、続編といいつつも、これは続編ではなく、時間軸的に前作を包含した全体像、かつ、同時展開されたもうひとつの物語なので、こちらが初見でも大丈夫。ザッ…
逆襲のろぼとうちゃん(正当派の中島かずき本は「いつもの」合体ですな、やはり) オトナ帝国以来の泣ける熱いしんちゃん。冒頭の檜山をつかった悪ノリからぶっとんでいるのに、さらに輪をかけてやらかしまくります。大人はこの冒頭でがっちりつかまれるのだ…
順当かつ王道マーペルです。スタンじいさんも今回はわかりやすい制服ででてくるし。物語のポイントがS.H.I.E.L.D.の中の問題と、キャプテンの問題との二本立てで、それらがからまりあう中でファルコン合流、という感じですか。バッキーとの因縁はこれからも…
このチームのシリーズ、なぜかいままで見ていなかったのです。今回は、ビール好きとしてははずせない感じなのでお初。いやあ、サイモン・ペッグてスコッティ役の印象がつよかったけれど、これはまたなかなか。若い頃のジャック・ニコルソンを彷彿とさせます。…
昭和ライダーから本人出演が来る、という時点でネタとしてはもう十分。さらに555おし、というあたりも狙い目としてはばっちりでしょう。十分感動的なのに、ひたすら笑い転げながら鑑賞する、という謎作品(笑)。 ライダーよりも強そうな生身の本郷猛からは…
お祭り映画第六弾、セカンドシーズン最終回、です。おそらく、売り上げを睨みながら三作毎にリフレッシュしていく計画なのでしょう。物語は「夢」と「現実」と「子離れ親離れ」でした。しかし、前作の妖精学校がそのまま引き続いてでてくるとは。 ばくの親子…
メリーポピンズ制作の舞台裏、ときけばいかないわけにはいきません。頑固で有名だったトラヴァースの背景と内面をおしだすことで、ウォルトの懐の深さとメリーポピンズの世界観を復元してみせました。 ある意味で、これはメリー・ポピンズのリメイクバージョ…
現代風アレンジによるリメイクです。87年のバーホーペン版とくらべると人間ドラマ的な部分が増量されている感じ。ただ、ロボコップ自身のメンテナンスは社にもどらないといけない、といったしばりをもうける事で登場人物の幅自体もふやしました。冒頭のサミ…