Anything Goes (again) ...

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2020-01-01から1年間の記事一覧

NorwoodDirector Model-B (スタデラ型露出計の始祖)

1948年にAmerican Bolexに開発された(なのでModel-B)Director。「この形」の露出計の始祖であり、現行のL-398Aに連なる系統の開祖です。 立派なハードケースに入っており、現在でもちゃんと針が動きます。 いわゆる「スタデラ」となっていくこの初代のモデ…

Sekonic L-28c (名前がStudio Deluxeになった)

1964年のセコニックStudio Deluxe。時期的にL-28AとL-28A2に挟まれたモデルです。このあと、1989年のL-398MがStudio Deluxe IIを名乗るまで、「Studio Deluxe」というモデルが複数出てくることになります。Sとの関係もなぞ。中央にストップボタンがつきまし…

Studio S  の後期型(Sekonicの名前が表に出る)

Sekonic Studio Sの Model-S No. K、という名称です。文字盤からBrookwayの名前が消えてSekonicになりました。また、文字盤自体が黒字になって視認性も向上。 「Model K」という表記以外に前期のSとの名称の区別はありません。また、おそらくはそうであった…

Norwood Director Model-C(スタデラのさらにご先祖)

Norwood DirectorのModelCというものを入手しました。NorwoodのDirectorは、1948年のModelBからこの形になっています。したがって、スタデラの源流たるべき開祖はModelBなのですが、その2年後、1950年のマイナーチェンジ版がこのModelC。まだ、セコニックと…

Ai Fisheye Nikkor Auto 8mm F2.8 (本物の魚眼レンズ)

ずっと前から欲しかった(6mmなんて贅沢は言いません)円周魚眼をようやく入手。Aiになっているマウントなので、そのままD3で使えます。正面から見るとD3の姿はレンズに隠れて見えません。このほれぼれ(ひやひや)する先玉の存在感。学部の頃、生態学の研究室…

MacBookPro 15' 2018のバッテリートラブル(Appleのお世話になりました)

ある朝、職場でメールを確認しようとした時に、Macががたつくのです。15インチのキーボードの上に液タブをおいているのだけどそれもなにやら不安定。嫌な予感がして側面から覗いてみたらこの有様でした… これ、2018年モデルを発売と同時に購入したので購入し…

MEC16SB(「世界初」の個性)

先代のMec16は露出計なしで1956年に発売されていました。そして、SBが1960年。このクラスで初のゴッセン製TTL露出計を備える、という豪華なやつ。しかも、内蔵TTL露出計、という意味でも世界初。(PentaxSPプロトタイプの発表が同年。トプコンREスーパーが3…

Minox ECX(一応、最後のMinox)

1998年、MinoxECの最終形。「最後の」と言っても正確にはこの翌年にMXが出るわけですが、あっちはフジのOEMだしなあ、と。ECXとECとの違いはほとんどわかりません。デザインにフォルクスワーゲンが参加した、と言っても基本的な形を変えるわけではないため、…

モルトの交換 (Canon デミの復活へ)

古いカメラはだいたいモルトが劣化しています。硬くなったり、崩れていたり、押すと潰れて戻らなかったり、等。当然、そこから光線を引いたりするのでよろしくありません。 このデミも、半世紀たっているのでモルトもそれなり。なので、交換することにしまし…