Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

2019-01-01から1年間の記事一覧

Canon デミ(ハーフサイズの名機)

「子供が生まれたから、カメラを買おう」という文化は、今でもあるのでしょうか。このデミは、自分が生まれた時に父親が手に入れたものです。昔のアルバムにはハーフサイズで撮られたの自分の写真が貼られていて、その一部はベタ焼きのままだったりして時代…

MinoxTLX (LXの最終形)

電子シャッターが改良されている、とか、表面がチタンコートされただけで中身はかわらない、とか情報の錯綜がみられる最終型ミノックスであるところの1996年発売のTLXです。LXに比べれば生産数が少ないからか、あまり見かけない気がします。前面にMINOXの文…

リバーサルの現像(もう一つの過去からの懸案)

C41系のカラーネガ現像は、「低温調理器」という現代の新兵器で実行できました。後一つ、40年来の懸案はずばり「カラーリバーサルの現像」です。もっと早い時期に手をつけていれば市販の薬剤もいろいろあったのに、と悔やまれますがそれは今更言っても仕方の…

Vesterbox35(タンクの歴史)

ちょうどタイミングが、というやつでオークションで入手したVesterboxの35mm版です。例によって、使い方はRondinaxのサイトから勉強。Rondinax35のマニュアルを見ていると、現像液は200ml使用。液の投入・排出時にもリールは回転させ続ける、とあってやはり…

Minox BL(B型の完成形)

1972年発売のB後継機種。72-73年の間のたった2年間生産のモデルで、生産台数が17,880台、というから少ない方です。情報もあまりないのだけれど、ちょうど「写真工業」の1972年12月号のレビューが詳しいので参考にしながら。 BLはCの発売を受けてB型を改良し…

Volvox(お遊びフイルム)

カメスズさんのフイルムガシャで入手したもの。要するに、事前にフイルムに感光処理がしてあるので、現像後が楽しみですよ、と言うやつです。 こう言うのも昔は楽しもうと言う気分にならなかったので、歳をとると余裕が出る、みたいなところでしょうか。 意…

Contax RTS2 Quartz (歳をとると回帰する)

RTS2がでた1982年当時は、初代との重量バランスの違いとか、電源スイッチがあることとかが嫌で興味がわかなかったのです。いや、電源入れないとシャッターがきれないのに「リアルタイムシステム」って何だよ、みたいな。 歳をとって、AXやRTS IIIも使うよう…

美スズ シゲール白昼現像機(これも一つの始祖)

過去に一度ヤフオクでニアミスし、ようやく、実物に遭遇できました。昭和39年の「シゲール白昼現像タンク」。この美スズ(元 美篶)というメーカーはミゼットを出していたところではないですか。Pat.番号も一致するし、昭39-32768の特許出願書類の図のまんま…

iPhone11Pro(またも2年越し)

2年使ってきたXのバッテリーもちょっと減るのがはやくなってきたし、13mmのカメラも欲しいし、ということで11Proに機種変更しました。XはそのままSIMロックをはずして家人の手に。 今回は、auのオンライン購入、自宅受け取り、にしてみました。手続きの返事…

Sekonic L-188 Autoleader(基本形)

これも1,000円。小型で使いやすい反射式露出計です。一時期流行った小型露出計の一つ。追針式で結果は直読なので感覚的に使えます。L-318との違いは「測光ボタンを押している間だけ針が動く」こと。318は一度測光してしまうと機械が値を保持するので、絞り値…

Meopta Flexaret VI ふたたび(35mmの二眼レフ)

Flexaretに興味を持ったきっかけがこれ。35mm用のアダプターです。ちょうどいいタイミングでeBayにて揃ってしまったのでした。手元にきたのは、各種のモデルに対応したアダプターのセット。フィルムマスク、ガイドレール、巻き上げ・巻き戻し軸、ファインダ…

Sekonic L-318(必要にして十分な一台)

カメラはスズキさんのジャンクボックスからひろってきたもの。ジャンクとしての症状はバッテリーボックス内の激しい液漏れ、でした。バッテリー室の蓋がそのままでは開かないほど。とりあえず、固まっていた単三電池をなんとかとりだして、電池ボックス内を…

Sekonic Studio S(初代スタデラ)

池袋のカメラのキタムラにて「スタデラが1,000円」というので購入したもの。とはいえ,中央には針を止めるボタンがないし、Brockwayとか書いてあるし、よくみるとどこにもDeluxって書いてないし、なんだろう?となりました。針はちゃんと動くし、測定値も実…

Meopta Flexaret VI (チェコのMeopta製二眼)

Meopta社はMicromaの「個性的な使いにくさ」が酷く印象に残っているわけだけれど、こちらは二眼レフ。1961年のオートマット機です。グレーの見た目がおしゃれ。二眼レフとしては後発の部類で、セルフコッキングのオートマットが使いやすいです。このシリーズ…

Minox110S (ミノックスのレンジファインダーワンテン)

35と同い年の1974年生まれ。レンジファインダーだったり、パララックス自動補正だったり、被写界深度が表示されたり、mとftの切り替えができたり、といろいろと凝ったつくり。Balda製とのことだけれど、手抜きは感じられません。観音開きって"French-doors"…

引っ越してまいりました

まだ勝手がよくわかっていませんが、よしなにお願いいたします。

ヤマト2202 第七章(ポリアンナ泣かせ)

何一つ期待せずに赴いたはずなのに、さらにつらまない思いをしながら劇場を出る、というのはすでに様式美といってもいいでしょう。冒頭の長大なモノローグの時点ですでに「ラストまでたぶんこの調子だ」という諦観に見舞われます。これは、最初のTVシリーズ…

デス・ウィッシュ(ブルース・ウィリスの再始動)

このところお気に入りのひとり、イーライ・ロスによるリメイク。とはいうけれど、オリジナルを換骨奪胎することで独特の雰囲気をつくりました。ブロンソンみたいな悲哀は薄いです。飄々と、確実に仕留めていくブルース。物語としては少々地味だけれど、でも…

Meopta Microma (ユニーク、ではあるチェコの16mmカメラ)

チェコで1946に販売された16mmカメラ。金属製でずっしりと重く、絞りは3.5から16、シャッターはB、1/25、1/50、1/100、1/200。決してチャチなつくりではないのだけれど、随所に「どうしてこうなったのか…」という部分のある「個性」の暴走みたいなカメラです…

ゴジラ 星を喰う者(普通に終わった)

一作目の怪獣惑星が、庵野版でつきつけられた酷い消化不良と不満をふきとばしてくれたのが良い思い出です。今回は、三部作をきれいにまとめるための物語だったので、主役が怪獣ではなくエクシフ、(というか桜井)にシフトしてしまったのが惜しい。ギドラに…

Vester-box (白昼現像、というシステム)

暗室もダークバッグもつかわずにフイルムの現像をする、というものにも一つの憧れみたいなものがあって、実際に自分が中学の頃に買った最初の現像タンクはキングのデイロードでした。結構つかったのだけど、36枚どりがはいりきらない、やたらと現像液がたく…

Bell16(ラジオからスピンオフしたカメラ)

オークションというのはおもしろいもので、時折それま全く出品されていなかったものがいくつも同じタイミングででてきたりします。今回は、コーワラメラとBell16が乱立していました。で、以前写りのよくないBellKamraを手にしたものとしては、カメラ部分のリ…

Minox LX Platin(重たいLX)

1990年に1000台限定で発売されたモデル。LXはこの手のバリエーションが他にゴールドやスターリングシルバーを始めとしてたくさんあります。このPlatinは見た感じ、ノーマルLXに比べて沈んだ黄色味がかった色と、そして「重さ」があります。たぶん、60g以上重…

Minox LX用複写セット(Minoxの底力)

いろいろと関連アイテムを探しているうちに、気がついたらLX周辺がやけに充実してきました。本体のサイズ、自動露出、と使い勝手のよいLXならでは、かも。そのうち、ゴールドLXも縁があるといいなあ、とか。 で、複写装置です。もともとのMinoxの用途を考え…

Minolta 110 Zoom SLR Mk.II(最後の小型ミノルタ)

1980年。ミノルタの110一眼は二機種目のこれで終わりました。先代に比べると「普通の一眼」デザインになり、その分大きくなりました。プリズム式になり、測光もTTLです。SLRを正常進化させた、つもりなのだろうな、という発展度合い。なにしろ、セルフタイマ…

Pentax ME/ME Super用ベルトクリップ(スナップ散歩に最適)

こんなものがでていたなんて知りませんでした。英語版のMEの説明書をみていたら末尾のオプションリストに発見。国内ではみていない気がするのですが、どうでしょう。ようするに、本体がやけに小さいので、そのままクリップでベルトにつけちゃうよ、というア…

サーチ(アイデアの勝利)

全編を端末の画像で構成する、というアイデアもの。そのため、テレビ中継みたいな画面が多用されているのはご愛嬌。謎解きとしては中の上、かな。わかる人は途中でわかってしまう展開、ではあります。でも、よくできていて存分に楽しめました。うん、いいは…