Anything Goes (again) ...

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2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

SING(ちょいとお行儀の悪い負け組たち)

すでにディズニーと双璧といっていいところまで来た感じのイルミネーション。むこうが王道ならばこちらは邪道からの王道、という塩梅で、まあいろいろとぎりぎり(笑)。TED的な側面あり、ということで。ただ、主役のバスターを筆頭に、いろいろやらかすけれ…

モアナと伝説の海(日本版予告編は例によってまったく)

丁寧な神話譚。世界の創成と半神と人の物語。こういうのを自然を背景にしてつくるとディズニーはうまいです。しかもそこに「一族の長としての義務」「親からのネグレクト」ネタなんかも巧妙に隠していたり。せっかくだからザ・ロックが歌うのを聞きたくて字…

ひるね姫(エンジニア物語 ただしよくも悪くも神山演出)

まず、予告編が機能していません。まあ、よくあることですが。エンジニアの物語、ハード屋からソフト屋への時代の変遷、ホンダ、といったところ。いろいろと細かいところはひっそりとしまわれている(でもちゃんとある)ので、たとえば「エンドクレジットが…

劇場版ウルトラマンオーブ絆の力、お借りします!(テレビシリーズの総括)

某密林スピンオフが全然オーブらしくなく、客演だけでなんとか持たせているのに対して、こちらは正当どまんなかのオーブ。田口監督も作品の「ゾーンぽさ」を生かした演出で実に楽しい出来上がりです。前回のXがテレビシリーズの解決編だったのに対して、こち…

マリアンヌ(ゼメキスのスパイ物)

ラブロマンスじゃありません。スパイ物なので、アクションもきっちりしているし、ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールのおしゃれなかけひきも楽しめます。スパイの宿命と裏切り、家族を持つ事とそこにかかる束縛、という、戦時下の小片を丁寧に物語に…

アサシン・クリード(ミライザーバンだったのか)

ゲーム未プレイ(アクション苦手なので)なのだけれど、予告編の ”Welcome to Spanish Inquisition” に惹かれてしまった(絶対関係ない)もので。三つの武器のかわりに、15世紀の武器がでてくる話でした。映画としてはある種地味な部類。見所はスクリーンを…

デジモンアドベンチャーtri 第4章「喪失」

うーん。物語は「あいかわらず」なのだけれど、それでもデジモンたちが活躍する姿をスクリーンでみられることで一定の満足感はあるのがくやしいところ。スタッフ、わかっててやっているなこれ。流れとしては、従来の設定から展開しているし伏線も回収しつつ…

ミス・ペレグリンと奇妙な子供達(脚本の優秀さと「あのフロリダに」)

ティム・バートン系でいうならば、これはナイトメア・ビフォアクリスマスの直系です。なにが幸いするかわからないものだけれど、個人的に感じたことは「この作品にティムが関与したタイミング」がすべてだったのだろう、と。つまり、ジェーン・ゴールドマン…

ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章 嚆矢編(第一艦橋の操作パネルがあいかわらずEOSのファインダーなのはなんとかしてほしい)

不安要素はとりあえず三つ。2199で出渕監督が続編要素を丁寧にたたきつぶしていった後をどういうかたちで成立させるのか、メインライター大丈夫か(笑)、副監督大丈夫か(笑)、です。とりあえず、「さらば」と「2」のリメイク要素が中心になるとは思ってい…