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Meopta Flexaret VI (チェコのMeopta製二眼)

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 Meopta社はMicromaの「個性的な使いにくさ」が酷く印象に残っているわけだけれど、こちらは二眼レフ。1961年のオートマット機です。グレーの見た目がおしゃれ。二眼レフとしては後発の部類で、セルフコッキングのオートマットが使いやすいです。このシリーズは、オートマットの採用されたVIあたりがピークで、次のVIIは故障が多い、といわれています。 フォーカスはレンズ下部のシーソーのようなレバーであわせる、というミノルタのご先祖様。難点は「ファインダーが暗い」こと、です。もう、えらく暗い。ローライに慣れる、というのはこういうことをいうのか、と達観するくらい暗い。
 この機種が気になったのは、現代カメラ新書の「二眼レフのはなし」を読んだためで、ローライキンのような35mmアダプターがある、最初から35mmでの使用を前提に機能が組み込まれている、というあたりにヤラレタのです。(F用のローライキンはなかなか出会えないし)
 35mmの二眼レフ、というのもツボの一つなもので。まあ、学研のとかBlack Bird, Flyとかあることはあるのですが。

 で、まずは、120で使ってみよう、と。スタートラインに合わせてたらあとはオートマットなので楽チン。前述した「ファインダーの暗さ」を除けばとても使いやすいカメラです。適度にコンパクトだし。使っていくうちにはまりそうな感じです。

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 でも、暗いんだよなあ、ファインダーが…