Anything Goes (again) ...

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写真機

Rolleikin (ローライキンでローライフレックス3.5Fを35mm化)

FlexaretVI で似たようなことをしましたが、こちらはもっと有名なやつ。手持ちの2.8Fか3.5Fでいつか使いたいと思っていたのです。 ただ、ネットとかを見ているとそれなりに情報があるように見えて、実は意外と肝心なことがわからない、みたいな感じでなかな…

Medical-Nikkor 120mm F4(もう一つの個性的ニッコール)

これも、大学で見かけて以来欲しかったレンズ。1981年発売、接写専用、リングライト内蔵、というとんがった代物です。少し前まで、レンズ単体の出品はあったけれど電源装置とこみのものがなかなかなく(リングライトが使えない)、諦めていたのですが、どう…

NorwoodDirector Model-B (スタデラ型露出計の始祖)

1948年にAmerican Bolexに開発された(なのでModel-B)Director。「この形」の露出計の始祖であり、現行のL-398Aに連なる系統の開祖です。 立派なハードケースに入っており、現在でもちゃんと針が動きます。 いわゆる「スタデラ」となっていくこの初代のモデ…

Sekonic L-28c (名前がStudio Deluxeになった)

1964年のセコニックStudio Deluxe。時期的にL-28AとL-28A2に挟まれたモデルです。このあと、1989年のL-398MがStudio Deluxe IIを名乗るまで、「Studio Deluxe」というモデルが複数出てくることになります。Sとの関係もなぞ。中央にストップボタンがつきまし…

Ai Fisheye Nikkor Auto 8mm F2.8 (本物の魚眼レンズ)

ずっと前から欲しかった(6mmなんて贅沢は言いません)円周魚眼をようやく入手。Aiになっているマウントなので、そのままD3で使えます。正面から見るとD3の姿はレンズに隠れて見えません。このほれぼれ(ひやひや)する先玉の存在感。学部の頃、生態学の研究室…

MEC16SB(「世界初」の個性)

先代のMec16は露出計なしで1956年に発売されていました。そして、SBが1960年。このクラスで初のゴッセン製TTL露出計を備える、という豪華なやつ。しかも、内蔵TTL露出計、という意味でも世界初。(PentaxSPプロトタイプの発表が同年。トプコンREスーパーが3…

Minox ECX(一応、最後のMinox)

1998年、MinoxECの最終形。「最後の」と言っても正確にはこの翌年にMXが出るわけですが、あっちはフジのOEMだしなあ、と。ECXとECとの違いはほとんどわかりません。デザインにフォルクスワーゲンが参加した、と言っても基本的な形を変えるわけではないため、…

モルトの交換 (Canon デミの復活へ)

古いカメラはだいたいモルトが劣化しています。硬くなったり、崩れていたり、押すと潰れて戻らなかったり、等。当然、そこから光線を引いたりするのでよろしくありません。 このデミも、半世紀たっているのでモルトもそれなり。なので、交換することにしまし…

Canon デミ(ハーフサイズの名機)

「子供が生まれたから、カメラを買おう」という文化は、今でもあるのでしょうか。このデミは、自分が生まれた時に父親が手に入れたものです。昔のアルバムにはハーフサイズで撮られたの自分の写真が貼られていて、その一部はベタ焼きのままだったりして時代…

MinoxTLX (LXの最終形)

電子シャッターが改良されている、とか、表面がチタンコートされただけで中身はかわらない、とか情報の錯綜がみられる最終型ミノックスであるところの1996年発売のTLXです。LXに比べれば生産数が少ないからか、あまり見かけない気がします。前面にMINOXの文…

リバーサルの現像(もう一つの過去からの懸案)

C41系のカラーネガ現像は、「低温調理器」という現代の新兵器で実行できました。後一つ、40年来の懸案はずばり「カラーリバーサルの現像」です。もっと早い時期に手をつけていれば市販の薬剤もいろいろあったのに、と悔やまれますがそれは今更言っても仕方の…

Vesterbox35(タンクの歴史)

ちょうどタイミングが、というやつでオークションで入手したVesterboxの35mm版です。例によって、使い方はRondinaxのサイトから勉強。Rondinax35のマニュアルを見ていると、現像液は200ml使用。液の投入・排出時にもリールは回転させ続ける、とあってやはり…

Minox BL(B型の完成形)

1972年発売のB後継機種。72-73年の間のたった2年間生産のモデルで、生産台数が17,880台、というから少ない方です。情報もあまりないのだけれど、ちょうど「写真工業」の1972年12月号のレビューが詳しいので参考にしながら。 BLはCの発売を受けてB型を改良し…

Volvox(お遊びフイルム)

カメスズさんのフイルムガシャで入手したもの。要するに、事前にフイルムに感光処理がしてあるので、現像後が楽しみですよ、と言うやつです。 こう言うのも昔は楽しもうと言う気分にならなかったので、歳をとると余裕が出る、みたいなところでしょうか。 意…

Contax RTS2 Quartz (歳をとると回帰する)

RTS2がでた1982年当時は、初代との重量バランスの違いとか、電源スイッチがあることとかが嫌で興味がわかなかったのです。いや、電源入れないとシャッターがきれないのに「リアルタイムシステム」って何だよ、みたいな。 歳をとって、AXやRTS IIIも使うよう…

美スズ シゲール白昼現像機(これも一つの始祖)

過去に一度ヤフオクでニアミスし、ようやく、実物に遭遇できました。昭和39年の「シゲール白昼現像タンク」。この美スズ(元 美篶)というメーカーはミゼットを出していたところではないですか。Pat.番号も一致するし、昭39-32768の特許出願書類の図のまんま…

Sekonic L-188 Autoleader(基本形)

これも1,000円。小型で使いやすい反射式露出計です。一時期流行った小型露出計の一つ。追針式で結果は直読なので感覚的に使えます。L-318との違いは「測光ボタンを押している間だけ針が動く」こと。318は一度測光してしまうと機械が値を保持するので、絞り値…

Sekonic L-318(必要にして十分な一台)

カメラはスズキさんのジャンクボックスからひろってきたもの。ジャンクとしての症状はバッテリーボックス内の激しい液漏れ、でした。バッテリー室の蓋がそのままでは開かないほど。とりあえず、固まっていた単三電池をなんとかとりだして、電池ボックス内を…

Sekonic Studio S(初代スタデラ)

池袋のカメラのキタムラにて「スタデラが1,000円」というので購入したもの。とはいえ,中央には針を止めるボタンがないし、Brockwayとか書いてあるし、よくみるとどこにもDeluxって書いてないし、なんだろう?となりました。針はちゃんと動くし、測定値も実…

Meopta Flexaret VI (チェコのMeopta製二眼)

Meopta社はMicromaの「個性的な使いにくさ」が酷く印象に残っているわけだけれど、こちらは二眼レフ。1961年のオートマット機です。グレーの見た目がおしゃれ。二眼レフとしては後発の部類で、セルフコッキングのオートマットが使いやすいです。このシリーズ…

Minox110S (ミノックスのレンジファインダーワンテン)

35と同い年の1974年生まれ。レンジファインダーだったり、パララックス自動補正だったり、被写界深度が表示されたり、mとftの切り替えができたり、といろいろと凝ったつくり。Balda製とのことだけれど、手抜きは感じられません。観音開きって"French-doors"…

Meopta Microma (ユニーク、ではあるチェコの16mmカメラ)

チェコで1946に販売された16mmカメラ。金属製でずっしりと重く、絞りは3.5から16、シャッターはB、1/25、1/50、1/100、1/200。決してチャチなつくりではないのだけれど、随所に「どうしてこうなったのか…」という部分のある「個性」の暴走みたいなカメラです…

Vester-box (白昼現像、というシステム)

暗室もダークバッグもつかわずにフイルムの現像をする、というものにも一つの憧れみたいなものがあって、実際に自分が中学の頃に買った最初の現像タンクはキングのデイロードでした。結構つかったのだけど、36枚どりがはいりきらない、やたらと現像液がたく…

Bell16(ラジオからスピンオフしたカメラ)

オークションというのはおもしろいもので、時折それま全く出品されていなかったものがいくつも同じタイミングででてきたりします。今回は、コーワラメラとBell16が乱立していました。で、以前写りのよくないBellKamraを手にしたものとしては、カメラ部分のリ…

Minox LX Platin(重たいLX)

1990年に1000台限定で発売されたモデル。LXはこの手のバリエーションが他にゴールドやスターリングシルバーを始めとしてたくさんあります。このPlatinは見た感じ、ノーマルLXに比べて沈んだ黄色味がかった色と、そして「重さ」があります。たぶん、60g以上重…

Minox LX用複写セット(Minoxの底力)

いろいろと関連アイテムを探しているうちに、気がついたらLX周辺がやけに充実してきました。本体のサイズ、自動露出、と使い勝手のよいLXならでは、かも。そのうち、ゴールドLXも縁があるといいなあ、とか。 で、複写装置です。もともとのMinoxの用途を考え…

Minolta 110 Zoom SLR Mk.II(最後の小型ミノルタ)

1980年。ミノルタの110一眼は二機種目のこれで終わりました。先代に比べると「普通の一眼」デザインになり、その分大きくなりました。プリズム式になり、測光もTTLです。SLRを正常進化させた、つもりなのだろうな、という発展度合い。なにしろ、セルフタイマ…

Pentax ME/ME Super用ベルトクリップ(スナップ散歩に最適)

こんなものがでていたなんて知りませんでした。英語版のMEの説明書をみていたら末尾のオプションリストに発見。国内ではみていない気がするのですが、どうでしょう。ようするに、本体がやけに小さいので、そのままクリップでベルトにつけちゃうよ、というア…

Rolleiflex 3.5F(二眼レフは正義)

3.5Fと2.8F。やはり、些細な違いだけど3.5Fのほうが使いやすい気がしています。時々無性に使いたくなる二眼レフ。オートマット方式という贅沢に慣れてしまうともういけません。 なので、都内の散策にひっぱりだしてみました。手持ちの期限切れネガカラーを入…

auto110用 70mm F2.8(望遠レンズ)

attached( 1,center) auto110 のレンズは6種類。 18mm(35mmで35mm相当)、18mmPF(同 パンフォーカス)、24mm(35mmで50mm相当)、50mm(同 100mm)、70mm(同 140mm)、20-40mmズーム(同 40-80mm)、絞りはなく全てF2.8です。 この中で唯一持っていなかったのが70…