で、複写装置です。もともとのMinoxの用途を考えればもっとも王道ともいうべきこのオプション。いままではチェーンで距離を測ってマクロ撮影、くらいしかしていなかったのですが、これがあれば本格的に複写ができるはず。構造はシンプルで、本体を固定するアダプターに足を4本ねじこみでつけるだけ。アダプターにはレリーズ穴がきってあり、ちょうどLXのシャッターボタンを押せるようになっています。足は、そのままで最短距離、あとは距離ダイアルの数値に対応する長さごとにクリックがあり、一番伸ばすとちょうどA4がおさまる範囲を写せます。本体のアダプターが結構きつめなので、黒LXとかだと塗装にダメージがあるかも。ノーマルの銀LXで使うのがおすすめです。あと、撮影時の注意点としては、4本の足がきちんと同じ長さでロックされていることの確認、あたりかな。結構繊細なクリックなので。レリーズは普通のが使えます。
先に長巻で手に入れたミニコピーHRIIで、晴れた日の室内でテスト。考えてみればミニコピーを正しい用途で使うのも初めてかも(笑)。現像は、いつものH&Wにしました。コピナールで現像する、というのも今度ためさなくちゃなあ。
さて、ためしてみたのはネットで見つけたテストチャート、その他手もとにあった印刷物、です。どちらもA4サイズ。
テストチャートの全景はこんな感じ。紙がういたところで若干のピントのずれがある気配。きちんと撮るときはこのあたりも丁寧にやらないといけません。
さて、ためしてみたのはネットで見つけたテストチャート、その他手もとにあった印刷物、です。どちらもA4サイズ。
テストチャートの全景はこんな感じ。紙がういたところで若干のピントのずれがある気配。きちんと撮るときはこのあたりも丁寧にやらないといけません。
資料の一つ、ローライDigibaseC41RTUの説明書の、中央部分をさらに拡大したものでこんな。ちゃんと字が読めます。
ネガを実体顕微鏡で見てみたけど、細部の文字まで全部読めます。一コマのサイズを考えたらすさまじいものです。カバンの中にLXとこの複写セットを入れて持ちあるけば、どこでも資料の複写、マイクロフィルム化ができるわけです。
生まれて初めてミノックスのもともと想定された使い方、というのをしてみたわけですが、確かにとんでもないものでした。AEがないだけで、この能力がRigaの頃から実現されていたわけで、改めてその化け物じみた実力に恐れ入った次第であります。
生まれて初めてミノックスのもともと想定された使い方、というのをしてみたわけですが、確かにとんでもないものでした。AEがないだけで、この能力がRigaの頃から実現されていたわけで、改めてその化け物じみた実力に恐れ入った次第であります。
さて、コピナール、現行だと4l単位なんだよなあ。どうしようかな。MQタイプのFD-131が同等ということなのでこっちを試してみようかしら。