Anything Goes (again) ...

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#その他趣味

NorwoodDirector Model-B (スタデラ型露出計の始祖)

1948年にAmerican Bolexに開発された(なのでModel-B)Director。「この形」の露出計の始祖であり、現行のL-398Aに連なる系統の開祖です。 立派なハードケースに入っており、現在でもちゃんと針が動きます。 いわゆる「スタデラ」となっていくこの初代のモデ…

Meopta Microma (ユニーク、ではあるチェコの16mmカメラ)

チェコで1946に販売された16mmカメラ。金属製でずっしりと重く、絞りは3.5から16、シャッターはB、1/25、1/50、1/100、1/200。決してチャチなつくりではないのだけれど、随所に「どうしてこうなったのか…」という部分のある「個性」の暴走みたいなカメラです…

Vester-box (白昼現像、というシステム)

暗室もダークバッグもつかわずにフイルムの現像をする、というものにも一つの憧れみたいなものがあって、実際に自分が中学の頃に買った最初の現像タンクはキングのデイロードでした。結構つかったのだけど、36枚どりがはいりきらない、やたらと現像液がたく…

Bell16(ラジオからスピンオフしたカメラ)

オークションというのはおもしろいもので、時折それま全く出品されていなかったものがいくつも同じタイミングででてきたりします。今回は、コーワラメラとBell16が乱立していました。で、以前写りのよくないBellKamraを手にしたものとしては、カメラ部分のリ…

Minox LX Platin(重たいLX)

1990年に1000台限定で発売されたモデル。LXはこの手のバリエーションが他にゴールドやスターリングシルバーを始めとしてたくさんあります。このPlatinは見た感じ、ノーマルLXに比べて沈んだ黄色味がかった色と、そして「重さ」があります。たぶん、60g以上重…

Minox LX用複写セット(Minoxの底力)

いろいろと関連アイテムを探しているうちに、気がついたらLX周辺がやけに充実してきました。本体のサイズ、自動露出、と使い勝手のよいLXならでは、かも。そのうち、ゴールドLXも縁があるといいなあ、とか。 で、複写装置です。もともとのMinoxの用途を考え…

Minolta 110 Zoom SLR Mk.II(最後の小型ミノルタ)

1980年。ミノルタの110一眼は二機種目のこれで終わりました。先代に比べると「普通の一眼」デザインになり、その分大きくなりました。プリズム式になり、測光もTTLです。SLRを正常進化させた、つもりなのだろうな、という発展度合い。なにしろ、セルフタイマ…

Pentax ME/ME Super用ベルトクリップ(スナップ散歩に最適)

こんなものがでていたなんて知りませんでした。英語版のMEの説明書をみていたら末尾のオプションリストに発見。国内ではみていない気がするのですが、どうでしょう。ようするに、本体がやけに小さいので、そのままクリップでベルトにつけちゃうよ、というア…

Rolleiflex 3.5F(二眼レフは正義)

3.5Fと2.8F。やはり、些細な違いだけど3.5Fのほうが使いやすい気がしています。時々無性に使いたくなる二眼レフ。オートマット方式という贅沢に慣れてしまうともういけません。 なので、都内の散策にひっぱりだしてみました。手持ちの期限切れネガカラーを入…

auto110用 70mm F2.8(望遠レンズ)

attached( 1,center) auto110 のレンズは6種類。 18mm(35mmで35mm相当)、18mmPF(同 パンフォーカス)、24mm(35mmで50mm相当)、50mm(同 100mm)、70mm(同 140mm)、20-40mmズーム(同 40-80mm)、絞りはなく全てF2.8です。 この中で唯一持っていなかったのが70…

CONTAX RTS(初代)

1975年にヤシカから発売されたもの。当時、ペンタックスMXを使っていた自分は新宿のヨドバシカメラでこれを触って一目惚れしてしまったのです。この、なにげなく手に持った時に、自然に必要な場所に指が届いている感じ。以来、貯金をしてRTSを手にいれてから…

Pentax auto110Super (ちょっぴり大きくなった、auto110の完成形)

1985年のモデル。auto110にくらべてほんの少し大きくなりましたが、そのかわり、セルフタイマー、露出補正ボタン、シャッターロック、一回巻き上げ、ファインダーにはスプリットマイクロプリズム、カートリッジのASA感度切り欠きに対応(これはとてもありが…

Nikon F2 フォトミック(F一桁の真骨頂)

1971年の機種。F一桁の中でも一番好きなモデル。古くは小学校の理科の先生がこれのモードラ付きを使っていて、運動会とかに持ちこんでいる(考えてみれば、発売してすぐに購入していたのだな、あの先生)のを見て憧れたところから。モードラが自動で巻き戻し…

Nikon FE(ニコンらしさ)

祖父が昔使っていたもの、ということでCanonIIDと同様に今手元にあるFE。1978年発売のシンプルニコン。当時は「Bで星をとると電池がなくなる」とか悪口言われたりもしましたが、あんたら、そんなに普段からBばかりつかっているの?みたいな。絞り優先AEを搭…

Minolta 110 Zoom SLR(独特のスタイリング)

1976年発売。110一眼の元祖です。16mmを出し続けたミノルタの、110システムへの参入モデル。auto110よりも少し前。こちらはズームレンズを採用したかわりにレンズ交換システムはなし。形状が普通の110カメラスタイル、というところがユニークです。こうみえ…

Pentax auto110 (世界最小の一眼レフ)

1978年の超小型一眼レフ。A110以来、ちょっと110熱があがってきまして(フィルムも3本セットだったし)ひっばりだしてきました。パンフォーカスレンズもどこかにあるはずなのだけれど例によって引っ越しの時にどこかにしまいこまれた気配… こちらは、67と並…

Nikon EM(ザ リトルニコンとAgfaUltra)

ジウジアーロのリトルニコン。F3の兄弟です。1980年発売。当時は、そのあまりに簡素化された内容に、「ニコンらしくない」と敬遠されがちだった部分もあるモデル。軽くてプラスチックなEレンズシリーズもおもちゃみたいで。自分も当時はなんかちゃちな感じが…

Riga Minox (開祖)

Rigaは1938年が最初。このモデルはシリアルナンバー10877であることから1940-1941の製品のようです。たぶん、手持ちのカメラで一番古い。サバイバーサイトの617番が売りに出ていた、ということのよう。きちんとラトヴィア産です。夢だったRigaがeBayにてひょ…

Rollei A110(手の中におさまる110)

一台、壊れてるのは持っているけれど動作するのはまだだったのを、カメスズさんにて発見。しかも、一時期は絶滅していた110フィルムも今はLOMOから出ているわけで、こういうのがタイミングだろうか、と(auto110も復活させないとなあ) やたらと小型だけどみ…

ピカちんキット 「ティッシュ箱カメラ」(今風の日光写真)

一時期話題になり、入手困難になったコピーアートペーパーを使った日光写真機。バンダイの「知育おもちゃ」みたいな感じで登場しました。 バンダイお得意のブラモデル組み立てで暗箱はかっちりとできあがります。スクリーンがわりのトレーシングペーパーで反…

Strereo Rokka(ブローニー版リアリスト、というアイデアもの)

1955年に六和から発売された小型のステレオカメラ。廉価版Duprexみたいなモデルです。リアリストサイズなので、120フィルムで24セットとれる、といういかにも日本人が好みそうなお得感。背面の番号窓も上下二段になっていて下から順番にフィルムを送って撮影…

高野山 (RTS3)

連休で、高野山に行ってきました。結縁灌頂や奥の院の暮石などいろいろと楽しみな空間。ブラタモリでみていたこともあり、自分自身、行くのがへたすると半世紀ぶりくらいなのでなかなか面白かったです。 今回はデジカメのほかにはRTS3にSプラナー60mmで、か…

ダークレス現像(フジフィルム、再生産しないかしらねえ…)

3.5mmのパンチャーを買ったので、これでパトローネ軸にとめればダークレス現像もできるのではないか、という発想から。フジのパトローネ軸は二か所の穴で爪をひっかけるようになっているのでその位置にパンチしてとめてみます。フィルムは長巻のケントメア40…

マミヤのエンラヘッド(16mm用)

つい、手を出してしまいました… 先のヤシカ製とあわせると、これでミノックスも16mmも引き伸ばせる環境が…いや、暗室と引き伸ばし機はないのですが… 構造はヤシカのものとにています。レンズボードに取り付け、フィルムキャリヤーがついていて、レンズ部分に…

低温調理器によるカラーネガフィルム現像(お安いウォーターバス)

朝のニュース系番組で「低温調理器」という、どうみてもヤバそうな代物が紹介されていました。食材を密閉して、44℃とか60℃とかで一定時間処理する料理ツール?どうみても、相当の用意をしない限り食中毒一直線です恐ろしい。で、「メイソンジャーみたいなも…

サイアノタイプ(昔懐かし日光写真)

日光写真、というのは子供の頃の雑誌の付録の定番でした。ついてくるマスクと感光紙を重ねて太陽光にあて、水で洗うと青い反転画像ができる、というもの。だいたいはキャラクターのネガ(?)がついてきていたものです。単純なのだけれど妙に楽しくて、付録…

126カートリッジの復権(3Dプリントというと未来っぽい)

なにげなく、日本カメラ3月号をぱらぱらとながめていたら「3Dプリントで126カートリッジを」という内容の記事を発見してしまう。なんですと!?ということで調べてみるとDMM.makeのクリエイターズマーケットにて白蟻さんという方が120版切り出し用、135フイ…

メディカ シゲール万能ミニ現像器(シゲールは明所現像器のパイオニア)

「暗室のいらない現像処理」というのも一つの目標地点でした。古くは、「持ち歩き用の暗室」だったところを器具によってそれを不要にする。最近ではKickstaterにでていたLab-Boxがその系譜をうけついでいますし、少し前だとキングからデイロードというタンク…

マイクロフィルムネガティブ HR II((微粒子フィルムをさまよう その4 850本/mm・「現行」のミニコピー)

いろいろと微粒子フィルムをためし続けているわけですが、やはり数値上最高スペックに近いミニコピー HRIIへの思いを捨て切れません。なにしろ850本/mmです。圧倒的なのです。そして、以前市販されていた時のフイルムでH&W現像での微粒子は経験済み。なんと…

Rollei Retro 80S(微粒子フィルムをさまよう その3 135本/mm)

同様に、135l/mmのスペックというRetro80S。これでそこそこ使えるならISO80というのは魅力的です。760nmまで反応する近赤外フイルムでもあるとか。ベースは例によってPE。だんだんスリッターの刃の寿命が気になってくる… もの自体はAgfaのAviphoto Pan80同等…