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Pentax auto110 (世界最小の一眼レフ)

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 1978年の超小型一眼レフ。A110以来、ちょっと110熱があがってきまして(フィルムも3本セットだったし)ひっばりだしてきました。パンフォーカスレンズもどこかにあるはずなのだけれど例によって引っ越しの時にどこかにしまいこまれた気配…
 こちらは、67と並んでPentaxの傑作機。110というサイズが小さく荒い、平面性もよくないフィルムで、システム一眼レフをつくってしまえ、というポリシーで、交換レンズ群、専用ストロボ、ワインダーまででていました。このあと、auto 110 superにモデルチェンジします。「小さい物好き」の心を鷲掴みにした一品。記憶にはMEと同様に上野千鶴子(当然、写真家のほう)が宣伝していたイメージがあります。

 絞りはシャッターを兼ねているし、露出はフルオートのみ、というシステムです。一眼としてのシステム性をレンズその他のオプションに求めた結果のラインナップ。これはこれでいさぎよいものなのです。ただ、小さいので手ブレをおこしやすいのと、ピントを掴みにくくてボケをみのがしがちである、あたりがむずかしさ、でしょうか。慣れてくると、かばんのなかに一台ほうりこくんでおく、という用途にもぴったりの小ささです。Minoxかこれか、みたいな。
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