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Nikon EM(ザ リトルニコンとAgfaUltra)

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 ジウジアーロのリトルニコン。F3の兄弟です。1980年発売。当時は、そのあまりに簡素化された内容に、「ニコンらしくない」と敬遠されがちだった部分もあるモデル。軽くてプラスチックなEレンズシリーズもおもちゃみたいで。自分も当時はなんかちゃちな感じがしてあまり興味のないカメラでした。今になって、このそぎおとしたような割り切りに興味を持つようになっていて、カメラはスズキさんの元町店オープンの際に、ちょうどよい感じのものがでていたので、開店のご祝儀もかねて購入。
 考えて見たらPentaxMEなんかと同様のボリシーなわけで、やはりこれにパンケーキレンズつけてスナップ、とかが正解なのだろうなあ、と思います。ついてきたレンズは28mmF3.5なので、これはこれで風景スナップにはいける感じ。

 せっかくカメラが手元にきたらすぐにでも使って見たい、というのが人情というやつで、かつ、カメラはスズキさんによったらかならずフィルムガシャを回すことにしている、ということもあり、それで手に入れたフィルムが、AgfaUltra100であった、というのは出来過ぎです。しかも、期限が2008年なのでほぼ最終ロットですよね、これ。コレクターの血が騒ぎかけたけど、ここはひとつちゃんと撮ってみることにします。(そうでないと、このフィルムを狙っていた人たちに申し訳ない気分…)
 このフィルムも現役で売られていた頃はカラーネガにはほとんど興味がなかったので手をつけなかったなあ、と。当時使っていたAgfaといえば安かった120のリバーサルとかだったし。
 そんなに色や感度が落ちている気配も感じず、鮮やかでした。フィルムの楽しみの一つ。
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