Anything Goes (again) ...

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プリキュアAllStarsNewStage3 (キュアエコーって不遇だよなあ)

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 お祭り映画第六弾、セカンドシーズン最終回、です。おそらく、売り上げを睨みながら三作毎にリフレッシュしていく計画なのでしょう。物語は「夢」と「現実」と「子離れ親離れ」でした。しかし、前作の妖精学校がそのまま引き続いてでてくるとは。
 ばくの親子のエピソードから、夢に閉じ込められ、夢から現実へ帰る段階へ。これ、やっぱりビューティフルドリーマー臭がするんですが… この手の話でいつも不満なのは「自力で達成する過程もふくめた夢」を設定しておけばよかったのになあ、ということ、ですがそれはそれとして。

 夢の中の満足感が子供達の「未来への希望と願望」によってうらうちされている、というところにほころびが出る、というのは良い展開でした。エンエンとグレンを専属としてキュアエコーが復活するのも。ただ、ポスターもチラシもパンフの表紙ですらキュアエコーは描かれていなくて、映画では何回か影だけみせてた例のキャラがおいしいところを陣取っているのはちょっとなあ。商賣ってそういうものなんでしょうけれど、映画は映画、でしょ?

 それぞれの歴代達の活躍もうまくバランスとっているし、だてに「永遠の友達」をタイトルにいれてません。その分、エンディングCGがちょっと物足りなく感じるかも。BD化するときはロングバージョンとか入りますかね、これ。