Anything Goes (again) ...

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フューリー(Tiger-1かっこいい!)

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 連続してデビッド・エアー作品。こっちをみると、この監督が元軍人のまじめなひとだ、という評価をうけていることがわかります(サボタージュでは要所要所をシュワちゃんがもってっちゃうので隠れ気味だった)。
 「いまできるリアル系戦争物」なのだけれど、戦争モノブームが去って随分経つのでどこまで健闘するか、ですね。ブラッド・ピットの役も戦争であることを主体にしたせいでいびつなナイーブさみたいな部分はほのめかすだけになっていますし。
 新人の「成長あるいは適応」という軸で眺めればきれいにできたうまい映画なのだけれど、それよりもフューリーのメンツそれぞれの個性が立っていてそっちのほうに気をとられちゃう。いやあ、シャイア・ラブーフっていい俳優になったねえ、みたいに。

 あと、この映画の主役はもちろん戦車、それも実車です。シャーマン隊よりも、ここはティーガーの活躍と無双っぷりこそが一番の見所。よもや本物のティーガーか動いている映像を見られるなんて。

 バトルシップの時のように、このあとタミヤの1/35Tiger-1を買いました。戦車つくるのってものすごい久しぶり(ウン十年ぶり)な気がする。

 全体的には悪くない、けれど、もう一息なにかがたりないかなあ、と。そこをのりこえたらたぶん監督名で劇場に観に行くタイプになりそうなんだけどなあ。