艦隊戦としてのケレンはたっぷりやってくれたので、そういう方面でも満足。ガトランティス艦はメカコレとはデザインが異なるので、ナスカに続いて順次1/1000化されることを期待します。
出淵総監督がオリジナルストーリーをつくる、という以上、なんというかある意味で「仕方のない」ことなのかもしれないけれど（諦観）、アイデア的には露骨な借り物競争でした。特に、宇宙播種計画、ヤマトホテル、遮蔽装置、とまんまTNGな上、あろうことかガトランティス艦が光子魚雷を撃ってくる、という（もしかすると総監督に気を遣った誰かがいたのかもしれないけど）。連邦の科学士官もガトランティスに連れ去られてたの？
物語としての破綻はないし、まあ、そんなことだろうなあ、と思っていたからそのあたりの減点はしません。しませんけど、人によってはこの露骨な既視感は致命的かもなあ。出淵氏にしてはよくやったほうだと思いますよ？と上から目線で。それにしても小中兄と似たような臭いを感じるんだよなあ。もしかしてどこかに物語をつむぐのがすごく得意な出淵（弟）とかいますか？
バーガーさんがいい味だしているなあ、と思ったら案の定生き残りました。今回もまたランベアは健在。ミランガルは大破したものの爆発していないし、やろとうおもえばランベアとニコイチできるかも、みたいなあれ。
物語的には、あれだけの遮蔽能力があるジレル人はどうしてへんな星に偽装していたのかしら、くらいかな。遮蔽したままでいればすむはなしでしょうに。サーベラーがズォーダー大帝の存在にふれている（収容所にいたのは別人？）し、空間騎兵隊も活躍しなきゃ、なので、たぶんこのまま続編に続くのでしょう。宇宙播種計画がらみで過去のイスカンダルの負の遺産の話とかもできるだろうし。そうすれば波動砲も復活できるわけだし。
サントラ、ようやく発売情報きたけれど、BluSpecとかあやしいからやめてほしいなあ… あとはBDがいつでるか、ですけどねえ。とりあえず全記録集の3でミランガルの迷彩を確認してメカコレダロルドにそなえますかね。
