Anything Goes (again) ...

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美女と野獣(双子キャラとかほったらかしだったような…)

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 フランス映画。なので、ハリウッド的なおおげさな展開はなし。ディズニー版よりもコクトー版を意識したかな、という流れです。
 質実な展開、ヨーロッパらしい風景。大魔神オマージュの巨大衛兵たちは、あのまま元に戻れずに崩れてしまって気の毒、とか、召使たちが妙にいぬっぽいと思っていたら本当にビーグル犬だった(あれ、元の姿に戻ったせいで知能おちたろうなあ)とか、細かいつっこみをしつつも、楽しく見ました。
 ちょいとしょぼいのがヴィランポジションで、ガストンのような脳筋バカがでるわけではなく、なんとも小物臭の漂うチンピラだったあたりがなあ。まあ、ガストンというのが近代ディズニーがアナ雪にまでつづいていく「アホな男はもういらない」宣言を示す一つのアイコンだったのだからあのクラスのインパクトを求めてはいけない、かな。
 一つだけ、森の精の父親がかわいそう、かも。

 100歳老人から2作連続で字幕がないとほとんどわからない映画でした。