Anything Goes (again) ...

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ヘラクレス(近代化されたので胸筋ダンスはしません)

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 予告編や番宣ではドウェイン・ジョンソンがアホのような肉体無双していく能天気展開としか思えない表現。気にはなっていたけれどその宣伝のせいで足が遠のいていたのを、でもやっぱり気になるのでえいやっ、と見てきました。日曜午後。箱には10人前後。
 なんだこれ、めちゃくちゃ面白い。神話的無双シーンは冒頭の「語り部の中」であっというまに終わってあとは「チーム・ヘラクレス」。預言者や弓使いまでが近接戦闘を難なくこなす肉弾戦。王道ヒーローの枠組みの中にあのヘラクレスを組み込んで最後きっちりと盛り上がりも感動も回収してみせるのだから、これ、もっとうまい宣伝方法があっただろうに、と。
 さらに冒頭で「語り部の回想シーン」としてでてくる神話的無双についても、エンドクレジット内で「チームとしての対処」が種明かしされる、というAチーム的展開も激アツです。
 結局、二度見に行きました。

 ほんと、配給会社の中にいる無能な奴らはどこかに修行にでるべき。この質実剛健な王道ヒーローものをちゃちなネタ映画として紹介しまくったのは無能の賜物としかいえません。そんなことばかりしているから人々の心が遠のいて映画離れとかいわれるようになってしまったんじゃないか…