Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

ヤマト2199 追憶の航海(実質的なヤマト2)

イメージ 1

 二時間にまとめる、というのがむずかしい、というか実質的に無理な事は誰もが承知していて、それでいて「これはオイラの見たいヤマトじゃなかった」という泣き言が散見されます、が、
「それでも見てしまう」のがヤマト魂なわけで…
 というのはどうでもいいのです。「追憶の航海」は総集編の体裁をとりつつ、「カットされた絵コンテの復活」という新作カットと、「うまくカットしたことで可能性の幅を広げる」という平行世界的展開への布石の作品なので。前者は完全版への、後者は新作展開への準備です、いわば、「さらば」のあとの「2」でその後の展開を可能にしたウルトラC。皮肉なのは、出淵監督自身は「さらばはやらない」と明言して続編への含みをみせないように腐心していたというのに、「そうやってつくった2199」が実質的な「さらば」に相当するポジションになった、というところでしょう。
 「星巡る方舟」の新チラシをみればわかるように、七色星団で「え?」というあっけなさをみせたランベアとバーガーが今回は生存し、新作に登場したりします。ランベアは雲海に沈むシーンのみで爆発しないのでそれが可能。デスラーも、帰路途中の特攻がカットされているので生存可能性が高まりました。伊東も、ゲールおじさんも。
 そして、チラシ中心に描かれている桐生。エンドクレジットのイラストで1/350くらいの旧大和をつくっていたけれど、予告編の「あるはずのない船」が一瞬映ったあの艦橋のものだとすれば方舟の物語の真ん中にからんできそうな気配。今回は公式に「魔女」もいるしコスモリバースもあんなだったから、星の力で頭の中のイメージが具現化するてーことで大和だったりするのかな。たどりつく星がファンタムだとすればいろいろとありそうな話にもなるし。

 さて、暮れのナスカの前にゲルガメッシュつくっておこうかな。