12月13日のギズモード・ジャパンをYahooで見る。
「Interlink、任天堂Wiiを特許侵害で訴える」という記事。
副題が「サブマリン特許は本当に怖いなあ。」というもの。
でも、ここで問題になっているInterlinkの特許というのはどうみても普通の無線マウス。
だから、こういう特許はその手のメーカーならあっておかしくない代物です。
なにしろ、Interlinkは「ビジネス向けのPCアクセサリーなどを製造するメーカー」なんだから。
「マウスの代替機能として働くものらしいです。」なんていう白々しいほどの記者の勉強不足は問わないにしても（情報サービスの記者としてはお粗末ですがね）、これが「まあリモコンというのはすべらからくこういう形なのですが。」って…
（すべからく、ですらないところがもしかしておしゃれなのか？ 「すべからく」でももちろん間違いだけど。）
あのね、これだって一種の売文稼業なんだからこういうのはやめましょうよ、ギズモードさん。
辞書くらいひけるでしょ？ ニホンゴしらないのなら無理してかっこつけなくてもよろしい。
で、話戻しますが、これのどこが「サブマリン特許」なんですか？
単にギズモードの記者さんが「こういう品物を知らない」だけでしょ。（それって、ギズモードのようなサービスでは致命的じゃないですかねぇ…）
何が「怖い」かというと、この手の知識レベルで「サブマリン特許は本当にこわいなあ」なんぞという相田みつを的表現で堂々と「言いがかりをつける」情報提供のあり方が一番怖い。
つまり、ギズモードはひとつだけ正しかったわけですね。
「それともこれは言いがかりなのでしょうか？」
はい、その通りです。もっともその場合の「これ」ってまさに「これ」のコトですが（笑）。
もうひとつ、「ギズモード」の記事が「エンターテインメント」に分類されている理由は、紹介される内容ではなく、記事そのものが「見方によってはしょーもなく笑える」場合があるから、ではないですかね…
とか言ってみる（笑）。
