「おみやげ」って…
チネチッタ（チッタデッラ）のエリアにあるどうみても「若者向け」な店。
なぜか中華とイタリアンという店で、店内のバーカウンターの外人さんが周期的に雄叫びをあげています。
「爆発鶏」はご覧の通り、いわゆる辣子鶏で、今回はあまりにも若者向けっぽい店内に不安になって「もっと辛くして」を最初から指定しました。
唐辛子は普通のと朝天と両方使ってあって、辛さはそれなりに辛いものなのだけれど、難点がいくつか。
一つは「味が薄い」というか塩気がほとんどない。
若者向けの店内の雰囲気に喧嘩うっているんじゃないかとおもうほど味気ない。
もう一つは揚げ過ぎ。そのせいで、せっかくのスパイスがみんなこげてしまいさらに風味が飛んでいます。
そしてさらに脂っこい…
強く揚げるのはいいけれど、具に油が大量に内在されたまま出すのはどうかと思う。若者向けだからいいのか？
鶏は軟骨たっぷりの手羽先なので、味のバランスさえ整えてくれればなあ…
と、いうわけで、スパイスについてはちょっとこだわりがあってよさそうだったのだけれど、調理の段階で残念な感じでした。
ちなみにめにゅーにはよだれ鶏もあって、こちらも鶏にかかっている四川風ソースは山椒も唐辛子もきいててとても美味。
ただ、茹で鶏の肉が固くなっていてそのあたりがもう一息…
やっぱり、「調理の段階」に問題のある店なんだと思います。
惜しい感じ。
