Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

ベルギーに行って来ました 06

6日目は、もうひとつの王立美術館めざしてアントワープへ。
これで今回のユーレイルバス(四日分)は使い切ります。
アントワープブリュッセルにくらべると都会という風情で、どちらかというとごちゃごちゃした感じ。

まず最初にめざしたのはルーベンスハウス。

イメージ 1


工房の雰囲気とか、ヴァン・ダイクとのからみとかなかなか興味深い。あと、中庭がよい感じでした。
ヨーロッパのお庭です、という感じ。実は、当初は特にここにくる予定はなかったのですが次の美術館とチケット共通なのでせっかくだから、という貧乏性で立ち寄ったのですが、来てよかったです。

次がMayer van den Bergh 美術館。ここにはブリューゲル(父)の絵が何枚かありますが、やはり「お買い得品」の狂女フリートでしょう。

イメージ 2


で、せっかくだから日本人てんこもりであろうノートルダム寺院にもいきました。
窓口のおばさんが「ニホンジンデスカ」と聞いてくるように、そして、日本語のパンフレットがちゃんと用意してあるように、ここには日本人たくさん。
要するにネロ気分を味わいにくるのです。犬いないけど(ていうか、あの犬が凍死するとはおもえない)。

イメージ 3


ちょうど聖堂の内部を贅沢につかったルーベンスをはじめとする宗教画展開催中。もちろん、例の「なんだかとってもねむいんだ」も追加料金なしで見ることができます。カーテンもありませんからご安心を。聖堂の前では記念撮影をする日本人だらけ。フランダースの犬、というかカルビス劇場恐るべし。

ノートルダム寺院そばの広場からトラムで王立美術館へ。来年から何年か改装にはいるので特別展実施中。

イメージ 4


もっとも、実際にはいわゆるベルギー絵画は新宿オペラシティに行っているのでその分見劣りしてしまいます。ルーベンスあたりは大量に堪能できますが、ブリューゲルとかもどこかにお出かけ中で無理。クノップフもなし。

#クノッブフは葉書だけ買っておいたら、その実物は新宿にきていました。
#まあ、オペラシティの展示はお世辞にもよいとはいえないひどいものだったのでなんとも…
#訳知り顔でいいかげんな思い込みを書き散らすことで「解説文」が成立するなんぞという
#腐った風潮はだれがはじめたんだまったく。最近、ここまでひどいのは経験していなかった
#のでがっかり感満載です。解説文ぜんぶはずしちゃえばだいぶよい展示になるよなあ、あれ。

思ったよりも時間があいたので駅の裏にある動物園へ。
おばさんがゾウの下顎骨と臼歯を手に、子供達に水平交換について講義中。
なかなかりっばなもんです。きれいなよい動物園でした。

イメージ 5