「せんとくん」がいることは知っていたし、「まんとくん」のグッズも見てきたけれど、しかし、「せんとくん」がアンパンマン化しているとは知らなかった…
顔を半分たべられた状態で宣伝しています。
正倉院展は薬帳とか琵琶とか。あと、展示後半の木簡や文書類が楽しかった。興福寺も五重塔の中に入れたり、北円堂を開放していたり。
ひるがえって平城宮跡は…えーと…なんといいますか…
せっかくつくった朱雀門とか太極殿とか遣唐使船なのに、それらの絵はがきなんか一枚も売っていません。売店はひたすら「せんとくんグッズ」ばかり。夢に見そう。
まあ、遣唐使船にしても当時の資料がある訳ではなく、数百年後ものから「想像」してつくったものだし、太極殿なんかどうみても装飾過多な上、絵描きの趣味で翻案されたみょうちくりんな動物がや四神獣とか、やすっぽいパチンコ屋みたいなかざりのついた欄干とか、ひどいもんです。
あれなら四聖獣を祀った方がよっぽど神々しい。
「たかみくら」にいたっては大正天皇即位の時のをレプリカ。その程度のものなのに「ストロボ禁止」をさけびつづけるガードマンの人。こんな椅子やめてファンロンモンおいといてくれればいいのに。でなければ、一回500円くらいで来場者にその椅子座らせてくれればいいのに。
会場内の地域通貨単位が「せんと」というのは、悪ふざけですかね。
だだっぴろい会場をひたすらレミングのように歩きます。途中、近鉄のあかずの踏切でつまります。
そんだけ。