とりあえず、オヤクソクです。
しかし、報道関係の煽り方もなんと言うか、ねえ…
「金環日食!!その時、宇宙では何が起きているのか!!!」
なんもおきてねーよ(笑)こっちからの「見え方」だけの問題なんだから。
どうして、こういう天動説的思考回路が現代に生き残っているのだろう。
予防措置的に専用フィルターがないとあぶない、を連呼するのもきにいらない。
従来は、ネガフィルムの黒いところを何枚重ねて、とか、ガラスにすすをつけて、とか、
日食の度ごとに子供が自分で工夫して太陽観測をする方法が紹介されていたのに、あれを買え、かわないと大変だぞ、ときたもんだ。こういうのも「ほうしやのーこわいこわい」病と根っこは一緒なのではないかと思う。
ちなみに、この写真は普通のデジカメで「フィルターなし」で撮影。そりゃそうだ、欠けてきたら光の総量も減るのだからカメラに応じて設定をかえないといかんでしょ。
昔の子供の科学とか天文ガイドみてごらんよ、ほんとにさ。
ああ、そういう知識すらも得ないまんま大人になっちゃった人がたくさんいる、という哀しいお話再び、なのかなあ。