Anything Goes (again) ...

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九龍夜奏繪(気脈乱れすぎ)

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 昨年のおはじめ式にでられなかったので、今回のファイアの日を楽しみにしていました。
もう、すでにほうぼうでいろいろといわれていることばかりですが、とりあえず忘れないうちに個人的メモなど。

・様々な年齢性別の同好の士が集まるのは壮観であり、しあわせ。
・入場前の管理が雑。「いま何番までが整列しているのか」がさっぱりわからない。
・セトリが入場カウンターにほんのりとおいてあるけれど、たぶんあれに気がついた人はごくわずか。
・ドリンクコーナーに人が一人しかいなくて(途中から二人になった)大行列になる。
・物販では「ふくろ」なし。手持ちのいれものがない人はトートバッグを買う以外にない。
・1部と2部、と事前にいわれていたけれど、時間前から「なんとなく」スクリーンがでてきてゲーム映像が流れ始め、そのままなしくずし的にサントラのアレンジアクションがはじまる。時間後になってもそのまま続くので途中で「あ、これがもしかして1部?」ときづく感じ。パフォーマンス自体は、聞き慣れた旋律の新しい解釈、みたいでなかなかかっこよかった。
・そのままパフォーマーが舞台端にはけてスクリーンがなくなり(この後最後までスクリーン登場せず)、なにやら赤い被り物をしたもじゃもじゃなおじさん登場。なにもいわずにステージ中央でなにやらはじめる。途中で、「あ、はい島さんか」ときづく感じ。
・舞台右には弦楽のカルテット、左には金管。このひとたちの生演奏は迫力があって素晴らしかった。
・なにかあるたびにMCをしようとするはい島さんだが、滑舌が悪い上、ぼんやりとしゃべるせいで何をいっているのかまるでわからない。あまり勝手にしゃべらせてはいけないタイプの人だこれ。
・演奏者のイヤモニがはいっていないことが彼らの動作で判明。
・ことあるごとに「うたいたくなっちゃった」とかいいだすはい島さん。
・いくつかの曲は知っているゲーム曲。いくつかの曲は新曲、いくつかは「きいてもわからないくらいにアレンジされた」ゲーム曲。このあたりのバランスもちょっと微妙。
・とにかく歌いたがるはい島さん。MCがあまりにも酷い。それを誰もおさえられていない感じ。
・野中希さんの声が生声だったときづいた人はどれくらいいたのだろう。二階席になんかいないでステージに上がって進行役をやってほしかった。ファイアの日なのだから。実に、実にもったいない。
・はい島氏によるメンバー紹介がまた酷くて無礼。カンペみながらなのにそれぞれ「素晴らしい人です」しか言わない。紹介にもなんにもなっていない。
・機材の不調、音のはいらないマイク、使えない私物の機器、と素人学芸会。たぶん、プレミアム客をゲネブロからいれてしまったため「本当の意味でのリハーサル」をやっていない。
・あげくのはてに「今日はリハです」宣言。それなら「お金かえしてね」といわれるのでは?
・アンコールのさいに「もう帰してください」と言ってしまう。ネタのつもりなのかもしれないけれどパフォーマーがそれやっちゃだめでしょ。

 要するに「作曲者」を中心に据えたらあまりにもフリーダムすぎてステージが崩壊したわけです。天堂で気脈が乱れた状態での公演、ということなら、もう少しはい島さんを鬼律に見立てた演出をすべきでした。みんなで鬼律玉をなげつけるとか。
 次の機会があったら… うーん、難しいけれど、たぶん「なにも期待しないで行く」のだと思います。哀しいけど、九龍風水伝が好きなのは事実だから。


 あと、開始時間が何十分遅れたとしても、mgrckはさすがプロなのだな、と実感した、というおまけつき。「夏のワンマン」、どうなっているのかなあ。