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キングオブプリズム Pride the Hero(応援上映初体験)

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 前作からさらに暴走してパワーアップしています(笑)。応援上映とはいっても行った箱がチネではないのでみんな少しおとなしめだったのではないか疑惑あり。それでも、予告編から合いの手が入り、映画泥棒には「だめだよー」と声がかかり、さらに「タカラトミーありがとー」「タツノコプロありがとー、55周年おめでとうー」「監督ありがとうー」といった流れはよいものです。
 内容は、プリキュア戦隊ものの流れでそのままちゃんとつくると大人目線からはこうなるんだよな、という展開は相変わらず。ただし応援上映だと「観客もともに成長(?)している」ところがなんともかんとも。これ、実に「正しい」映画鑑賞のありかたかもしれない。
 戦隊、プリキュアを基底におき、エヴァをとりこみ、Gガンからはギアナ高地の修行がはさまり、最後は明鏡止水にたどりつき、ザハの国立競技場をプリズムの煌めきが破壊し尽くし、それにかわる新しい競技場をプリズムの煌めきが再建する、といういつもの展開。次は築地の汚染をプリズムの煌めきが除去・解決してプリズムオリンピック、かな。ラストはプリキュア映画でも最近はやらなくなったダンスシーンでしめていくスタイル。
 しかし、画面にツッコミをいれ、拍手をし、応援をしつつ腹筋を強烈に鍛える、というこの上映時間は、終わった後もしばらくテンションがおかしくなったまま、です。パワフルすぎる。「毎週応援上映に行っている」という学生さんがいたけれど、クソのような日常に立ち向かうために元気を培うのにはばっちりなのですな。

 最後、キングにひざまづさかされるのを懸命に抵抗する法月仁にむかって「三木眞がんばれー」と応援したのに、劇場では他に誰一人このシーンで応援するものもなく、強烈なアゥェイ感も堪能できました。
 しかし、「1000年後からきた」ネタが「プリズムの煌めき」の正体とあわせてまだ仕込まれたままです。これ、どこにおとすつもりなのか。まじでエヴァにする気なのか。