Anything Goes (again) ...

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とりあえず記録'

最近見た映画を忘れないうちにメモっておく。

・恋人たち
 前作以上に複雑な人間関係になってきているので、ゼータになじみがない人にはつらい映画です。フォウは海におっこちていったけれど、第三部はどうするんだ? ひろわれて出てくるのかな? ダカールキリマンジャロもはいらないということは、第三部はさらにつめこむってことかなあ…

チャーリーとチョコレート工場
 別に「革命」からひきずっているわけではないけれど、ひさびさの贅沢なティム・バートン節は幸せ。うんぱるんぱの曲は耳にはりつきます(笑)。二度いってしまった…
 原作にやたらと忠実なのもすごい。続編構想あるのかなあ…

 映画館で隣に座っていたアベックの、イタリア人らしきおにいさんがエンドクレジット耳に踊りながら退出していったのが印象的。日本人は映画みても笑わないもんなあ。

コープスブライド
 ティムつながり。しかたないのはわかっているけれどラストは死者がむくわれなくてちょっと残念。こちらもおしゃれな笑いどころ満点です。「お一人さまゴアンナイ」。

ブラザーズ・グリム
 こちらはテリー・ギリアム。こんなに予算つかっちゃって、こんなに贅沢につくっちゃってこのヒト大丈夫なんだろうかとはらはらしてしまう。バロンの二の舞にならなきゃいいけど。中身は大満足で、グリムファンにもギリアムファンにもおすすめ。にやりとしたり爆笑したりほろりとしたりいそがしいです。二度いきましたが、DVDでもみなおさないとなあ。見逃した小ねたも多そう。

仮面ライダー The First
 自分は一応「ソノセダイ」だし、上映館少ないのをがんばって見に行ったんだけれど… 昔が懐かしいひとには「良い映像」です。ライダーも怪人もバイクもかっこいいし。死神博士ももちろんでているし。問題はストーリーと脚本、演出。いきなり本郷クンが大学院で研究しているテーマが「水の結晶」ってアナタ… 来年のトンデモ大賞ねらっているのかしら、この映画。陳腐な感動をつくりたい輩はちんぷなトンデモとひかれあうのかもしれない。同じ「そのせだい」ものでも、たとえば太田愛脚本のウルトラと比べると差は歴然です。なんだかすごくがっかりさせられました。ロードショーで失敗するのって、シリーズもの以外ではめったにないんだが…
 ヒール折ったヒロインの前に仮面ライダーがバイクで登場して、だまって「のりなよ」って親指たてるシーンなんか、お笑い以外のなにものでもなかったけれど、あれも感動のシーンなんだろうなあ… きっとおいらのたいないのみずのけっしょうがきれいなかたちをしていないからわらっちゃったんだろうなあ…

 せめて、安井先生のサイトくらいは読んでからこういうのはつくってほしいものです。(http://www.yasuienv.net/MizuDengon.htm)
 科学的思考って、そんなにむずかしいものなんだなあ…

 あとは奇談とハリーを見に行く予定。来月はザスーラか。


・奇談
 みてきました。贅沢に諸星。音楽もあっていてよかった(劇場でサントラかいました。CDDBにデータ入力というのを初めてやったなあ)。
 このプロデューサー、あんなのやあんなののプロデューサーでもあるので正直期待はあまりしていなかったんですが、事前の情報がほとんどなかった=みせかけで勝負するこけおどし映画ではない、と判断したのが吉と出ました。監督のこだわりの勝利。
 ようするに映画は監督と脚本が大事だということを再確認。日本の映画もやればできるじゃん。
 できればやっている間にもういちど映画館でみたいなあ
                 …
 …川崎に見に行ってきました。映画館にたった10人の観客って…
 でも、やっぱり良いです。72年当事の過疎の村という情景やそこの家屋のうすぐらさもツボかもなあ…
                 …
 …川崎にて三回目の鑑賞をば。今回はいままでで一番観客が多かったです。土曜日だからか?
中高年ぽい方がほとんど、しかも大半が一人できているという。劇場の中央のスペースだけうまる程度の人数はいました。

 川崎では12/2で終了らしい。四回目はさすがにちょっときついかな。三回見に行ったというのは昨年暮れのUltraman以来です。妙にはまってしまった。

 DVDが五月発売です。やたらと楽しみ。

ハリーポッターと炎のゴブレット
 原作はペーパーバックで途中まで読んだだけ。それが幸いしたかもしれません。映像は豪華だし、結構楽しめました。もっとも、途中のめりはりが微妙ではあったけれど… 監督違えばもう30分きりつめていたかも。出来としては3以下2とどっこい、かな。基本的にはあの長ったらしい原作をうまくまとめてはいます。
 でも、ドラゴンとか水中とか、映像的に見せ場なのはわかるけれど尺として考えるとこのバランスはどうなのよ、みたいな印象あり。フラーなんか影うすいし。
 なにげにハリーって結構嫌なやつだったり(笑)、双子の赤毛がなかなかよかったり。ダンブルドアが妙に役立たずで変な感じだったり。(おみとおしなんじゃないの?)
 見所はなんといってもマッドアイでしょう。この格好良さはすばらしい。あと、スネイプ先生もなかなか。
 まあ某マトリックスとか某スターウォーズとかにくらべれば、四作目なのにこの出来というのは評価すべきでありましょう。
 個人的にはまたしてもみっもとなく負けてしまったヴォルデモートさんの今後が心配です(笑)。