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Rolleiflex MiniDigi AF5.0

イメージ 1

昨年のPIEで、ローライコーナーのお姉さんに「色違いやぬいぐるみもいいけど、新製品はでないんですか?」と聞いたのでした。「正方形のイメージセンサーというものがなかなかないので苦労しているようです」という返事でした。
それから一年、画素数アップ、AF装備で新型がでました。

発売から数週間たつのにレビューがなかなかみつからないのはどうしてなんだろう、という素朴な疑問とともに(単に売れてないのか?)、このちっこいカメラについて少しコメントしていきます。

まず、よくも悪くも今のローライだということ。高級機のFlexからいさぎよくオートマットを排除したように、このカメラにもおどろくほどのいさぎよさがあふれています。

・電池はCR2一個(今時…)
・時計なし
・設定は保存されない
・露出補正できない
・画面上ではFocusing→Capturing→Saving、と表示されるけど、一端オートフォーカスが作動しはじめたら解除できないために本当にただの目安
・基本的に動作は遅い
・裏蓋は「とりはずし式」(せめて蝶番つけてもらえれば…)

等々。

どうでもいいことですが、本家の撮影レンズの横にはシンクロコンパーの銘が入っている訳ですが、
MiniDigiではその部分に「NON-SYNCHRO」とあります(笑)。

先代からの改善点はいろいろあるのですが特筆すべきは、

・液晶がTFTになって見やすく、もとい、「見えるようになった」
・10cmまでピントがあう(たぶん、レンズが広角よりのため)
・300万画素。補完で500万画素。

あたりでしょうか。あと、

・シャッター速度の最高速が下がった
・でも、あいかわらず「ぐにゃり写真」は撮れます



とかがポイントですかね。日常的に持ち歩くには楽しいカメラです。
画素が増えたことで、とりあえず記録カメラとしての有用性は高まったのではないかなあ。