Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

景徳鎮の小煎仔鶏

イメージ 1

ネットで「辛い物好き自慢」な方のところを拝見していると、高確率ででてくる名前、景徳鎮。
たぶん、中華街ではここと重慶飯店あたりが同等の著名度なのではないでしょうか。

とはいえ、何度も店の前をとおっている割には自分のアンテナにはまったく不思議なほどにひっかからなかったお店、でもあります。

でも、ネットの記事をたまには信じてためしてみようかと思い立った次第。

とりあえず、メニューを見ます。
「?」辣子鶏がありません。
お店の人に「ないの?」と聞くと、「これがそう」というので小煎仔鶏を注文。
あと、ネットでやたらとほめられていた陳麻婆豆腐の「辛くしてもらう」のを注文。

まず、小煎仔鶏ですが、骨付き肉とニンニク、四川の唐辛子、花椒ししとうが脂っこく炒めてあります。
辣子鶏といえば辣子鶏かもしれません。
鶏肉の塊が大きいので肉自体にはあまり味が乗り移っていません。全体的にしょっぱいし。
この皿の中で一番おいしかったのは唐辛子です。それほど辛くなく、適度に香ばしくてとてもおいしい…って、この時点で「あれ?」みたいな。

麻婆豆腐はもっと明快でした。豆豉たっぷり系ではげしくしょっばい。
これ、辛さうんぬん以前に塩味きつすぎてたべきれません。
さらに、隣りのテーブルがこれの「普通」のを頼んでいたので判明したのですが、「辛くして」版とは、普通のに「生の唐辛子(四川のじゃなくて細長い普通の奴)」を刻んで大量投入したものでありました。
味が濃くなっているわけでもなく、ただ、辛さだけ増量って…

なんとなく、この店が自分のアンテナにひっかからなかった理由がわかりました。
やはり、自分の足と舌で店はさがせ、ということのようです。

とりあえず、体験してきました、ということで。