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亞洲海徳堡の辣子鶏(ハイデルベルク)

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 一緒に行った身内は「どうしてドイツにまで来て中華料理を」とか「ドイツの中華料理はおいしくないよ」というのですが、泊まったホテルに併設されたお店のメニューに「辣子鶏」の文字があることを発見してしまったのだから仕方がありません。休憩中に一人でホテル抜けていってきました。
 結果的に、まあ、普通、かな、と。鶏は唐揚げになっておらず炒め物状態だったり、甘いたれが結構自己主張していたりはしますが、山椒も大量に炒めてあって味は基本的な辣子鶏かと。ただ、山椒が大量なわりには花椒の香りがほとんどしないとか色々とあります。結果、すごくおいしいからまた来たい、ほどではないかな、と。
 最も、一番びっくりしたのが料理のお皿を下からあたためるためのコンロが出てきたこと。金網の下には火のついたろうそくが入っていて、お皿を暖めていました。あと、頼みもしないのに自動的にごはんがついてきたのだけれど、そのお米がインディカ米だったり。まあ、ハイデルベルクの旧市街、ネッカー川のほとり、お城のすぐ下のお店ですから健闘している部類ではないでしょうかね。

 ちなみに、店名の亞洲海徳堡は、ASIA-HEIDELBERGをまんま漢字にしただけらしいです。お店のネームカードもありませんでした。

p.s.
結局、ドイツにいる間に食べた物でそこそこ辛い物、はこの辣子鶏だけでした。考えてみたら、ドイツには「辛い」食べ物があまりないです。ソーセージの辛子すら、甘くなる文化なわけで。
そう考えたら、もう少しきちんと味わっておけばよかったかな(笑)