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ウィーン(その6) 分離派会館(Secession)

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ウィーンにはほんと、大量のクリムトがあるわけですが、とりあえずここはおさえなくては、という分離派会館。通称、金のキャベツ。
カールスプラッツのすぐそばで、やたらと目立つというか自己主張している建物です。

えーと、建物はとてもおもしろい。と、いうか展覧会企画するならば動線の使い方とか、なかなか使い勝手がよさそうです。

でも、常設展示は…なんというか…はだがあわないという、そんな感じ。
前衛的ですな。ビデオカメラを体の前後に固定して「前」と「後」の風景を同時に撮影しながら歩き回る、なんていうのは面白くはあるけれど、そんだけだし。トイレットペーパーみたいなのが大量にぶらさがっている擬似ハエ取り紙部屋になると、もっとよくわかんない。

きっと好きな人はつぼなのでせう。

とりあえず、復元移設された「ベートーヴェン・フリーズ」は見事なものでした。

#この部屋だけ撮影禁止だった。

こことMQ、ベルベデーレあたりで相当数のクリムトをみることができるし、この他にも何カ所か大規模コレクションあるし、クリムト好きにはウィーンはさけてとおれない街ですね。