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GeotaggerPro (SolmetaのGPS)

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N2を使ってきていたわけですが、これの問題点というか残念な点は、移動経路のデータがとれない、につきます。

で、予告されながらもずいぶん待たされた新型がGeotaggerProです。

こいつはなにやら大量に機能追加がされていて、

・経路ポイントの記録可(8Mのメモリ内蔵)
・液晶画面を持っていて、緯度経度方角加速度時間取得衛星数等の情報表示可
・水準器を内蔵していてピッチ、ヨー等も表示可能

さらに、
・ホットシューアタッチメント経由でトリガータイミングにシンクロしたGPSデータの取得可能
 これは、ホットシューのあるカメラならなんでも使えるということ。
・内蔵バッテリーが枯渇すると自動的にカメラ本体のバッテリーに切り替え。
 N2にあったバッテリーモード切り替えスイッチはなくなりました。

と、いうわけでなんだかすごい改良をされたような気配。
で、使ってみたのですが。

・衛星のキャッチはN2よりも早い感じがする。
・常に液晶画面で状況を確認できるのも便利。
・水準器機能は角度表示なので慣れがいるけれど便利そう。やっばり三軸でした。(D3はロールしかだしてくれないし)
・ケーブルは本体にコネクタ接続になりました。接続用のUSBケーブルも長短二本ついてくるので取り回しが楽に。

大体において満足な機械です、が、一点問題なのは…

・経路データは「シリアル転送」しなくてはならない。

点です。こればかりはなんとも不便きわまりない。
つまり、「USB→シリアル変換ドライバ」を入れないと附属のデータ転送ソフトが動かないわけです。
イコール、現状ではWindowsのみ対応。しかも、そのドライバとアプリの動作がいまいちよくわからない。
ドライバは入っているはずなのにシリアルポートがみえなかったり、なにかの拍子に見えたり、で、いまのところ試行錯誤状態です。

Mac版のドライバとアプリだしてくれないだろうか…
いや、せめてAMODみたいにUSBデバイスとしてマウントしてそのままコピーできるようになぜしてくれなかったのか…
(たぶん古いモデルの設計をそのまま引き継いだのでしょう。シリアル使うのってGPSバイスの流行だったし)
いやいや、microSDスロット搭載してそこにデータ保存してくれればいいのに…

とりあえず、パラレルズ経由のvistaで取り込むことは可能みたいですがいまいち使い勝手がよくないなあ。

という感じ。

これ、転送のシステムが確立できないと長期出張で持ち歩くのに躊躇してしまいます。
8Mでどれくらい経路データを蓄積できるか、ということもありますが…

モノとしてはとてもよい出来だと思うので、このあたりのソフト的なところを少しなんとかしてくれればなあ。