夕方五時からなのでなかなかタイミング的にいけなかったお店です。
土偶見たついでによって見ました。不忍池裏の仲町通り沿いのちょっとごちゃごちゃしたところにあるビルの6F。
もしかして6Fにあるから「六會館」なのか? (上海店は2Fらしいから違うか…)
ちなみに「上野店」とありますが他にどこにあるのかというともう一軒は上海店、です。ネームカードの裏には仲良く上野と上海の地図が並んでいて微妙にカオス(笑)辣子鶏はwebでは「紅袍香辣鶏」となっていますがお店のメニューでは「紅袍辣子鶏」です。
辣子鶏は骨なし鶏肉に下味をつけて、花椒なしのあっさりめ。ただし、唐辛子がちょうど辛さが聞いてくるこんがりぐあいに炒めてあるので、これをかぢりつつ辛さを調節、というスタイル。あとはニンニクの芽とシャンツァイ、ビーフン。ところでこの「山椒なし辣子鶏」というスタイルはいろいろみかけるのですが、山椒「あり」のものとの由良の違いなどが気になります。
ちなみに、こちらの「よだれ鶏」はごまだれの中に贅沢に花椒がきかせてあって実に美味。さらにさらに、グランドメニューのスープの項に「ぶっとびスープ」の文字あり。「佛跳牆」です!
青島出身の店員さんによると、近くの主婦の方々がこれの作り方をおそわりにくるのだとか。煮込みに四時間、といってました。驚くべきはその具材でありまして、贅沢にフカヒレ、ホタテ、ナマコ、朝鮮人参、乾燥とろろ芋、クコ、鶏肉、…ときて「?」。尋ねたところ「きりんのスジ」だそうです。
すごい!キリン初めて食べた!
感じのよいいごこちのよいお店で、料理も実においしいので大満足。いままで上野でご飯というと「ここ」と決めた店はなかったのですが、これで一軒確定しました。