Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

雑談的つぶやき (あと、dankogaiについてのあれこれ)

・あれ、写真がセンタリングに戻っているよ。

小飼弾みていて思うことのいくつかとか。
 例えば、日本の大学は「入るのは難しく出るのは簡単」というのが以前からいわれていたこと。今でこそ「入るのも出るのも簡単」だけど。
 対して、アメリカの大学は「入るのは簡単だけど出るのはとてもむずかしい」。これはいまでもかわっていないはず。だから、とりあえず
 「OreTsueee」的自己顕示欲のためには「入ったけれどやむを得ない事情で卒業には至りませんでした」は良策なんだろうね。
 「アンナコトさえなければちゃんと卒業できていたハズ」と、根拠無く言えちゃうもの。

・もっとも、この部分については「オイラ中学校の教師や教育とはウマがあわなかった」というジマンと、大検とって自分より年上の受験生をバイトで教えていた、という権威主義的なやっばりジマンを繰り返すためには不可欠な物語なのでしょうけどねえ。

・まあ、下品な自慢がおそらくは無自覚なうちに無制限にこぼれでてくる、というのも、人間性を端的に示すよいマーカーなのでしょう。

・ついでにコメントしておくと、「オフィシャルに卒業したのは中学だけ」というのは氏にしてはめずらしく実に正しい。だって「中2病」は「不惑をすぎても」いまだに「卒業できていませんものね」とかつぶやいてみる(笑)

・「教育すればするほど好奇心は失われる」なんていう言辞を真に受けて「自分はそれだったのか」だの「これはホンモノである」だの。
 まさしく「ばっかじゃなかろうか」。教育をちゃんと受けていない人間に、適切な好奇心も猜疑心もありません。何かを疑うためにも、そして、もちろん何かを信じるためにもリテラシーが必要。まあ、教養のない人には豚に真珠でございます。

・きちんとした教育を受けていない人間だからこそ、というか、ならでは、という感じの発言、たとえばこれ。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50721940.html より。
>「ここまでなら信じてもよさげリスト」というのを、科学者一同で作ってみたらいかがだろう。
>もちろん科学者たちではなく、いろいろな人に手伝ってもらえばいい。
>一昔前ならとにかく、今ではそれはそんなに難しいことではない。

「そんなに難しいことではない」!!
「無教養」以外に適切にこれを言い表す言葉って××くらいしかないんじゃない?

 とりあえず、このくだりは小飼氏になにが「ない」か、ということを明確にしています。当人がなんと主張しようと、氏には驚く程「知的好奇心が無い」のですね。もっとも、中学生程度の反抗心のまま「不惑を迎え」てしまった以上、それ以上は無理だった、ということなのかもしれませんかが。だとするとあまりにも哀しすぎる。
 はっきりいってしまえば、本人の向学心や知的好奇心、科学的・論理的思考能力は普通は学歴の高低で決まるものではありません。この場合は、小飼氏自身が「中学校と教育」に対する見苦しいルサンチマンを知的生産と誤解しているためにぐたぐたになっているだけで。