Anything Goes (again) ...

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雑談的つぶやき (インセプションとか宗教の話とか)

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・買い逃がしていたwaveのSDF1ムービーカラーをアマゾンで発見。
 ちょっと小さいのと華奢なのが気になるけれど、造形的にはよくできています。強攻型で飾ってみたけれど、要塞型にしとくのも捨てがたいなあ。ムービーだからアームドなのは仕方ないけれど、こうなるとテレビ版でプロメテウスとダイダロスになっているのも並べてみたいかも。この間接だとダイダロスアタックのポーズとらせるのは厳しそうだけど。

#しかし背景、混沌としてるな(笑)でもボイジャー以外はここで既出かも。

リボルテックでVF1でているんだから、SDF1とかマクロス7とかも出してくれて良さそうなんだけどなあ。

インセプション、この監督のきまじめさがよくでていて、ダークナイト同様、見終わるとちょっとした疲労感が残ります。面白いんだけれど、すぐにもう一度見ようか、とは思いにくい。SFとして考えると、もう少しひねってもよかった気もするけれど映画としてのまとまり考えると妥当なところでしょうね。きっちりとした感じ。サイトウが落ちていた虚無がどこにあったのか、が気になりますが。
 ラストのわざとらしい独楽は、サービスみたいなもんでしょうね。水中のバンの中で、渡辺謙がほっぺたふくらまして息を止めていたのがかわいかったけれど、映像的にはNGなんではないかと心配になったり。
 てか、親子もの好きだよねえ。
 物語は複雑そうに見えるけれど、それは全部ガジェットのせいなので、本質的にはシンプル。なにかやらかすと、みんなに見られるようになる、というのはもしかすると監督の日常からの投影だろうか、とか。普通の人ってそんなに「見られない」のか?

 でも、やっばり丁寧に映画化したユービックができるまでの代替物みたいな位置づけです、個人的には。夢を素材にしておきながら「現実はゆるがない」というのはノーラン監督の善性故なのかもしれないけれど、ちょいとばかりものたりない。ラストの独楽のシーンは、ユービックだと「ジョーチップ金貨」登場の場面のはず、だものねえ。やったー、現実だー
と喜びつつトーテムで確認しようとしたら自分のトーテムがアリアドネのチェスのコマに変わっていた、とかでも良かったよな、とか。

 ところで、モルのコティヤールってピアフの人だったんですね。それでもって、キックのきっかけの曲がまたリアルにピアフ(口ぱくなし)。こういうおしゃれ遣いはぐっときます。

・カムイ、今回のハンガリーでの9位は結構価値が大きそうだ。グリッド降格されていなかったら、とか夢見てしまうし。左近もきちんと完走できたのもよかったですねえ。さて、次はスパか。

トイストーリーシリーズは、リトルグリーンメンがキャッチャーのクレーンを「神様」と認識して、「選ばれし者」となるという宗教センスが個人的に「つぼ」だったのですが、3ではさらにその展開が超克的に完結したので大満足でした。なにせ、劇中での彼らはあいかわらずクレーンぽいものをみかけると「カミサマー」とかいってなにも考えずに追っかけて行っちゃうくせに、最後の最後には自分たちがその「クレーンを操る」ことで、現実に仲間達を「クレーンで掴み上げて救い出」して「命の恩人」となるに至るのですから。神をあやつって命を救う立場に到達したことで彼らの「宗教」はどこに着地したのか。
 こんなのをあのキリスト教のゆがみ全開のアメリカで上映していいのかいなというか、よく上映できたな、とまで思います。ディズニーの皮かぶってたからなのかな。ライフオブブライアンもディズニーから配給してもらえばよかったのにね、とか。

・えーと、トータルリコール、リメイクですか…ディック映画的になってくれるとうれしいけれどなあ。ペイチェックとかスキャナーみたいにさ。「へんな腕ー」とかやって遊んじゃうとどちらかというとコメディになっちゃうもんで。