Anything Goes (again) ...

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ベルギーに行って来ました 02

二日目はブリュッセル市内。

まずは、王立美術館です。有名どころの絵が大量にあり、なかなかのもの。
古典、マグリット、モダンで建物が分かれていてちょっと構造が把握しにくいのですが。
あと、「ブリュッセルカード」で入れるのは古典だけです。マグリット、モダンはいずれも別途料金がかかりますので注意。

ブリューゲルはウィーンにあるものにくらべると若干地味ながら、作者不詳となったイカロスがあったり、ベツレヘムの戸籍調査の親子対決(笑)ができたり、と楽しめます。

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これは反逆天使の墜落。ブリューゲルらしいといえばそんな感じ。背景は「ぱらいそさいくだ」ですな。
この美術館まわっていると、ブリューゲルマグリットがいかに日本のマンガに影響をあたえたのか分かります。逆に、だからこそ市内に漫画美術館もあるのかも。

モダンではクノップフやデルボー、ロップスなんかが並んでいて幸せ。
結局、今回の旅行でクノッブフが一番たくさんあったのはここでした。
日本に来たことある絵が多いので「再会」という感じだけど。
図録の他に大量の絵葉書を買い込んでとりあえず美術館を後に。

#すでに帰りの荷物が「紙」ですさまじい重さになりそうな気配が濃厚です。

午後は自然史博物館へ。EUのすぐ裏にあります。
王立美術館から歩くとだいたい30分くらい。
ルクセンブルクまで電車で出るか、その近くのバスかトラム使う方がいいかも。
この博物館はブリュッセルカードが使えます。
ここには1878年に炭坑から見つかったイグアノドンの全身骨格が林立していて大迫力。

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この他にも大量の標本、剥製があり、生き物系の充実したところです。イグアノドンと並んだもうひとつの目玉が海産哺乳類の骨格。クジラ類の全身骨格が大量にあります。
そういえば客は地元の子供ばかりでアジア系なんて誰もいませんでした。
観光地とはいえ、日本人が出没するエリアは限定されている(笑)ようです。
小便小僧とか(ガイドツアーやってました)。

そんなこんなで二日目終了。
夕食は市内のフランソワという店でムール貝。これ一皿でお腹いっぱいなんですが…
隣に座っていたカップルは大きなロブスター平らげた後、こっちのテーブルをじっと見てさらにムール貝を注文していました。どんだけ食べるんだ…

ムール貝、昔の絵にもでてくるこのあたりではポピュラーな庶民の食べ物らしいです。カラス貝、ミチルスですね。
バケツのような鍋を抱え込んで食べている姿をほうぼうで目にします。まあ、食べ始めるとついつい最後まで食べてしまうのですが。

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