Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

大魔神カノン 最終回

ずっと見てきてよかった、と心から思えるよき最終回。

「いのり歌」というキーがここまできれいにからみあい、まとまって昇華して行くとは。ブジンサマとカノンの輪唱なんかぞくってしました。素晴らしい。

こういう本編での音とのからみがあった上でのBD箱のサントラセットなわけかあ。ずるいなあ。うまいなあ。この最終回みてしまったらサントラのつかないDVDを買うなんていう選択肢はありえません。BD一択。

さらに特撮バカも文句でないだろうという(笑)画面構成。もちろん、大魔神なのでアレもあり。それにしても上條さんのあの良い声でいのり歌が流れるのはぜいたくですねえ。

ぜいたくといえば、「お兄さん」の人。いままで話題にでるだけたったのだけれど。あいかわらずおいしいとこをもっていく人だ。いっけいさんとのからみがなんとも(笑)

村の人たちが驚きながらも「歌姫だあ」と祈っていたのも印象的。なんだ、ちゃんと村人の心にブジン様は残ったいたんじゃないか。

「オオマヒト」とは大真人? 大きなほんとの人間、かな。

最後の河原でバーベキュー、漫画のほうで想像はついていたけれど、やっぱりこういう同窓会的なところってよいなあ。大団円、みたいな感じ。イパダダの人とブジン様の対話あたりはスピンオフで小説とか出してくれてもいいかも。

とりあえず、高寺さん復活おめでとうございます。それこそ、ブジン様のように。井上さん、角川の特撮、というカテゴリーづくりへの第一歩、良かったと思います。次は、メジャーな枠で角川特撮を根付かせる作業をばぜひ。

 ・
何度もみかえせるようにPSPにも移しました。テロメア一回分切られました。コピー回数制限てのは「私的複製」を一方的に制限しているという意味で厳密な事言うとアウトなんじゃないの?
まあ、違法コピーする馬鹿が大量にわいているからメーカーは自衛するんだというコトなのだろうけれど。

するってえと「敵」は違法コピー野郎どもか…

 ・
で、某掲示板とかみているといつもの「レビューの大原則」(笑)。
そんなにオダギリジョーの存在感あるかね? 話題にはなるだろうけれど最終回のサービス程度じゃん。ほー、とは思ったけどそんだけ。
00の映画といっしょで「怪獣ぶろれす」を期待しちゃった人が多かった、ということ?
前にも書いたように序盤から中盤にかけての主人公の鬱屈っぷりはちょっとだるかったかな、とは思うけれど、そのまま後半のもりあげにかかわっていたのだしねえ。
というか、そもそもオープニングで「寓話である」宣言出ているのに、それ以外のモノを期待して文句いう、というのはどうなのかと。
それこそドラゴンナイト見てればよかったんじゃないの、打ち切りものだけどさ、とか?

たぶん、低予算で「オンバケファイト」とかやれば文句言ってる連中の大半はマンゾクしそうだ(笑)