周囲の人とのやりとりから、あれ?と思ったので・
・電力は「ためられません」よ。
基本的に「生」、リアルタイムでの生産と消費です。貯蓄できません。
「自分が無駄と思うことが本当に無駄だとは限らない」
・休日や深夜の店舗などを止めてしまえば電気の無駄も減る、と思いがちな人が意外といる気がする。
東電から供給可能電力と消費電力がほぼリアルタイムででているから、
調べればすぐにわかることなんですが…
あたりまえだけど、平日のほうが消費は激しい。休日や深夜は逆に余裕があります。
でも、上記のとおり、「貯蓄できない」のです。
#たとえば「いま」の消費は供給の78%。でも平日だとこの時間帯はだいたい80%をこえています。
平日の電力消費、通勤時間帯の消費、こういったところを削らないことには意味がない。
逆に、休日のショッビングモールなどの電力を押さえたところで実はあまり意味がない。
もっといってしまえば、そういう一種ハレの場を暗くすることは消費動の低下をまねきかねません。
たとえば工場の操業や会社の活動を深夜にするとか、平日と休日をある程度の会社でいれかえる
とかすると効果はあるでしょうけれど。少し前に話題になった「連休を地域でずらす」とかも
こうなると別のかたちでの意味がでてくる。
見た目「娯楽」だから無駄に違いない、削れるに違いない、というのは拙速な判断です。
ある意味、一番電力を「無駄」にしているのは平日のビジネスタイムなのですから。