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「目黒駅は品川区に、品川駅は港区に」(Max und Moritz)

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明治21年に翻訳がでていたとは。
Max und Moritz。ドイツではStruwwelpeterとならんで19世紀からつづく子供の定番絵本のひとつです。どちらも教育絵本。とくにMax und Moritzはたちの悪いいたづら小僧二人組が好き放題やって最後は…という。
結構怖い。
ドイツにいたころ(だから四十数年前…)に読んで強烈な印象をもたらした二冊でした。日本人にはキツイ内容、かもしれないし、日本だと誰もしらないのでそんなもんかと思っていたら、某古本屋でほるぷの復刻絵本の一冊として発見。原書のほぼ前半部分を訳出してあります。当時だからか、全部ローマ字という読みにくさ(笑)。後半もでていたのかが気になりますが。

#調べたら、ほるぷクラシック絵本というシリーズで最後まで訳出したものが出ていたようです。

ちなみに、左側のドイツ語版はその四十ウン年前に僕が読んでいた奴です。

これに匹敵する日本の本といえば、だんとつで「いやいやえん」だろうなあ。
先日、大学生にもなって「赤は女の色だから」とか言う奴をみておかしくてしかたなかった(笑)。プランシングホースなめんな、ちょっといやいやえんいってこい、と。そういやガンプラビルダーのサザビーが白いのもそれだったよーな。
小鬼からもらうりんごがおいしそうでうらやましかったよなあ。
ぞうとらいおんごうとかも。
エコじじいに絵本つくるのをあきらめさせたという、我が国の児童文学、児童福祉にとって多大なる
恩恵をもたらした一冊、ですね。

でも、ときどき中川「りえ」こなのか「えり」こなのかわからなくなります。
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iTuesの先行をダウンロードしていたからあれだけど、まさかここでkonozamaくらうとは…
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案の定、脱原発依存宣言で手のひらをかえしたように首相をほめる軽薄連大増殖。
そして、さらに案の定、枝野さんは「遠い未来の希望のこと」とばっさり。
こんなもんだよね。
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ひさしぶりにまっとうな意見を読んだ気がする。
>http://news.livedoor.com/article/detail/5699797/

しかし、せっかくの機会をろくにいかせない司会者(岩上安身)をはじめ日本勢というのも情けないねえ。まあ、こいつらは「言わせたい台詞」が露骨にあった上で誘導できるように質問している上、相手がロシア人だからなめている、という汚らしい気配も感じますが。
上杉なんか「メルトスルーめるとするー」ってうるさいし。今度はこのキーワードでデマ拡散したいのだろうけどねえ。
博士を呼んだ奴らにとっては実におもしろくない内容だったであろうことは想像に難くないけれど、日本人からのくだらない質問の部分をさっぴいても読む価値がありますよ、これ。
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そして、それに対する岩上安身氏のたましひの叫びの見苦しさ(笑)
会見の「後」でツイッターでつぶやきちらすあたり。
よっぽど、くやしかったんでしょうねえ。科学的根拠をもとに示されるとたちうちできないからこういうカタチで意趣返しするしかないんだろうけれど、こいつらやっぱり「ジャーナリスト」じゃねーな。
ただの下品なアジテーターだ。こーゆーのが白日の下にさらされるのも「ついったあのちから」なんでしょうかねえ。

「アルチュニャン氏の徹底した原発擁護、放射能汚染と被爆被害の軽視、今の日本ではどこからも聞かれないほどの東電擁護の姿勢に驚き」
だの、
原子力産業に従事する、いわゆる国際原子力マフィアの一員は、いずこも同じようなものなのかもしれませんが、日本人的な、曖昧な「中庸」を装うことをせず、自分の寄って立つイデオロギー的なポジションに忠実なところは、いかにもロシア人、と思わされました」
だの、
「もっとも姓から推察するにアルチュニャン氏は、アルメニア系と思われますが。こうした原子力マフィアの皆さんの、国際的支援と連帯を得て、東電はじめ、世論操作メールを仕掛けた九電含む電力会社も、経産省内の原子力維持派も、力を得ているのだとわかったことだけが、唯一の収穫だったかも」

だの、と、ほとんど人種差別に近い物言いまでして、「原子力マフィア」(大笑)なんぞというレッテルを貼付けたりしてもうてんやわんや。

 ま、「自由報道協会」という集団の化けの皮が見事にはがれた事例となりました。ケッサクなのは、これ、アルチュニャン博士との対話自体を設定したのが自由報道協会だった、ということ。自分たちで仕組んで自分でコケたっていう見事なまでのオウンゴール。どこまでリサーチ力とか判断力がない人たちのあつまりなんだか。

自由報道協会のみなさん、馬鹿さらすのって、楽しいですか?
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もっとも、この件についてつぶやかない上杉隆はまだ岩上氏よりもマトモということ…なのか?
下には下がいるもんなんだなあ…
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