Anything Goes (again) ...

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OZ(のそのまた前の話)

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ジュディ・ガーランドに喧嘩を売る、という無謀な事態をさけるとこうなるわけですな。
とはいえ、これはうまい話の流れ。ペテン師オズがどうやってあの地位についたのか、という前日譚。
最初、妙にスクリーンがモノトーンで小さいのだけれど、そこはあれです。ワープディメンジョン方式(笑)。
ちょっとばかりオズが軽薄だったりドヤ顔しすぎたり、というところは気になるけれど、周辺のキャラクターはうまくできているし、オリジナルの物語へのリスペクトも丁寧に隠されているし、秀作です。

そのまま、ドロシーが来る前の話、でもいいし、ドロシー達の冒険がおわって時間が大分経過した時の話、でもいけるかも。
こっちにいた時の「猿の方がマシだ」といわれてしまうオズのパトーナーの名前が「ボーム」なのは、このあとオズがなんらかのコンタクトをとって物語をかかせるという含みだろうか。だとするとペルシダーなんかにも通じる感じでそれもまた楽しい。

このあと、続編としてはドロシーをとばしてパッチワークガールとかオズマ姫の話をしてくれると楽しいだろうなあ。

もちろん、ガチンコでドロシーの物語をしてもらうのもあり、だけど。