Anything Goes (again) ...

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド(鈍器は小動物)

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 前作で世界観を説明してあるので、そこにさらに物語を上乗せする、という王道的続編です。それにしても惑星(世界だけど)直列もみんな大好きなネタなのだねえ。
 「見所」とかいうといろいろあるけれど、とにかくロキの愛らしさが筆頭格。物語的にも幻術が万能すぎてチート感満載ですな。アベンジャーズにはでてこなかったジェーンもよくひっぱたきました。「テレビで見てた」はいいけど、あーたがあの映画に出演しなかったからいけないんでしょ、と。
 不思議ちゃんも裸族の博士も見せ場がばっちり。ていうか、スタンじいさんそんなとこでなにやってんすか(笑)
シリーズを前提にした小ネタもそこかしこにちりばめられ軽妙な感じになっています。ヨトゥンヘイムの子だとか、鈍器の子だとかもう、小動物的なけなげな愛くるしさにみちてるし。特にハンマーはほぼ忠犬。
 CMに浅野がでてこないから今回は出演なしかと思っていたらそれなりにはいましたね。あとはヘイムダルのだめなかんじと王様のアレな感じ。この二人、別方向に残念なんだよなあ。
 ラストにインフィニティ(回収されたエーテルなのか?)とコレクターでてくるし、ソーも続きつくるみたいだし、マーベルワールドはしばらく続きます。世界観が安定しているので見に行く方としても楽なのだけれど、これが馴れ合い的にならないような工夫とか必要になりそうな気もする。

 映画冒頭に「エンドクレジットの後にも映像がある」旨告示されるのもなんだかなあ、という感じですが、エンドクレジットはじまるとしゃべりだしたり立ち上がったりする行儀の悪い客が多い国だから仕方ないんですかねえ。今回は、おまけ映像も二段重ねなのだけれど、二つ目の方は本編の一部なので見ておかないと次で「?」とかなりそうだ。

 キャプテンアメリカの2の予告編も流れました。あのでかい空飛ぶ空母がでてくるのはうれしいけど、なに、また今回も沈む役所なの? Revellあたりからあの空母のプラモデルでないかと待っているのにこの扱いなのか…