Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

コンビニ・ウォーズ(So Basic!)

イメージ 1

 ジョニー・デップの悪ノリと、スタン爺さんやヴァネッサ・パラディみたいな贅沢ゲスト、ひたすらネタにされるカナダとヨガ。作中にジャスティスリーグみたいに、というセリフがあるけれど、次作(三部作ですってよ、これ)ではその勢揃いもやってのけるつもりらしい。そこでは今回のアイスホッケー男も前回のセイウチ男もでてくるらしい。権利問題ぎりぎりのジョーズパロディをヘラジカでやるらしい、てもうわけがわかりません。いいぞもっとやれ(笑)。
 いやでも待って、セイウチ男だしちゃったらヨガ先生と一人二役やるの?ハーレイ君、先祖がナチ贔屓だった、ということになるの?、と、いまから楽しみでしょうがない。
 今回のミニナチもなかなか愛くるしいいきものでした。ナチのクローン(ただし未成熟)なのだけれど、ちゃんと素材となるソーセージとザワークラウトはドイツからとりよせたんだ、というこだわりっぷり(そこ?)。
 それにしても”Tusk”の時にも感じたのだけれど「カナダ」ってなんなんだろう。「ここは現実じゃない、カナダよ?」とかいわれちゃうカナダ。原題だって”Yoga Hosers”だし、そもそもシリーズ名が”True North Trilogy”だし。日本で言うところのグンマみたいなものなんでしょうか。ヨガだってなんだかよくわからないすごいこと(笑)になってるし、あの先生のヨガなら習ってもいいかな、と思ってしまう。コンビニ客の中にジョン・ジャック・デップまでいて文字通り一家総出だし、もうほんとやりたい放題です。まあ、基本的にはリリーローズのイマドキなかわいい姿を眺める映画なんですが。いやどうせこの監督のことだから「Trilogy」といいながら、三作めの後に「実はあれは4,5,6部」だったのだ、とかいいだしかねないし。
 音楽も悪ノリのかたまりで、シャイニングのテーマ(Dies Irae)からタンホイザー、あげくのはてにオー・カナダまで(笑)。

 次はサイレント・ボブがでてきて食われる、というので”Jay and Silent Bob”をそれまでに見ておかないとな。