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シルク・ド・ソレイユ キュリオス(サーカス!)

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 「キュリオス」とは、"Cabinet of Curiosities"、つまり、ヴンダーカンマーです。大航海時代から産業革命を背景に奇妙なビジュアルと体術でめくるめく幻想の世界へ。
 前日に「グレイテスト・ショーマン」を見ていたため。こちらで「本物」を堪能する、という感じになってしまいました。シルクとしての奇天烈さは若干影をひそめ、小さめのステージで純粋に技の数々を楽しむような構成です。ちなみに個人的にルノワ、トーテムからの3回目のシルクでした。
 贅沢なサーカス、という印象はかわらず。いわゆる「サーカス」で必ず遭遇する合間合間の時間のゆるみというか隙間がありません。開幕前から会場をクラウンが歩き回り、11:11をめざす時計も大きな音でカウントをはじめ、そのまま作品世界へ。こういう流れはとてもうまい。
 すごい、たのしい、すごい、とさわいでいるうちに2時間以上があっというまにすぎていく体験、でした。贅沢。ちゃんと終演間際に「携帯にかぎり撮影O.K.タイム」がつくってあるのも上手、です。