Anything Goes (again) ...

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いぬやしき(上手につくられている安定度)

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 この監督、前回のアイアムアヒーローから気に入っています。原作を崩さず、過不足なく物語をつくる。余計な人間関係とかに尺をつぶさないのでてきばきと進展する心地よさ。犬屋敷に木梨をつれてきた、という時点でもうGJだったし、佐藤健がまだ高校生で通じるというのもすごい話で。CGもなかなかのできあがりで、こういうのが日本の映画で見られる時代になったのだなあ、と感慨深いです。
 安心して見ていられる物語構造、適度にお約束、適度に予想外、着地点も見事。はやく「邦画」もこうならないかなあ。