Anything Goes (again) ...

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ニンジャバットマン(中島かずきの天衣無縫)

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 この時期、つまり「デッドプール2」と重なる時期に公開することに意味があった一本。向こうが「やりたい放題なマーベル」なのに対してこちらは「懐の深さと悪ノリを許容したDC」というわけで。作画が初長編となる神風動画。脚本中島かずき、そこに堺三保、とくれば誰かがブレーキかけなくちゃならないんじゃない?と思うのに、今回はDCサイドも「いいぞもっとやれ」だった模様(笑)。レゴを許した時点ですげーなとは思っていたけどこれはもっと凄まじい。いやあ、やっばりDC好きだわ。

 結果、戦国、忍者、赤影、ニチアサ、そしてグレンラガンとなりました。ひどい(いい意味で)。DP2と違うのはあくまでも「作品世界の中で」やりたい放題している、というところ。あっちがランタンをバカにしたからといって、マーベルに出向いたりはしないし、そんなことしなくても十分にバカができる、という余裕でしょう。もう、どこをきってもネタバレになっちゃうしどうしようもありません。

 さて、あの戦国ヴィランたち、どうやって入れ替わったのかと思ったら映画のプログラムによると転送時に入れ替わっていて、本物たちはアサイラムにいたらしい。て、ことはですよ? あのあと、アーカムアサイラムを経験した武将たちが戻ってきてジョーカーたちの残したものを「引き継ぐ」わけでしょ?信長とか、なにやらかすやらわかりゃしない(笑)。バットマンチームだってあの時代の誰か入れ替わっていたはずで、もし、バッツが家康だったとしたら、家康は家康でウェイン家のあれやこれやを十分ためしてから「戻る」のでしょ?
 いやもうだめだ、はやく続編つくってくださいな、お願いしますよDCさま。