その昔、DOS時代にKSBというツールがありました。急でもボールでもなく、「転ばぬ先のバックアップ」。
そもそもバックアップというのは定期的に行ったりメディアやドライブを用意したり、が面倒でツールがあってもついついおろそかになりがちで、しかもマーフィさんのおかげでそういう時に限ってトラブルがおきていさぎよくいろいろとあきらめなければならなくなったりします。
10.5にはタイムマシンが搭載されました。これ、Macをつけっぱなしにしていると、一時間おきにバックアップをとってくれるのはすばらしいのですが、イコール、ディスクの耐久テストみたいなもので、すでに300Gが一台トラブルをおこしたりして、費用対効果はどーなのよ、と思っていたのですが…
職場の上の階から水が出て、仕事で使っていた500Gのドライブが完全に水浸しになりました。
がりがりとなんだかすごい音を立ててまわりっぱなしに。
ドライブ自体は用度が新しいのを買ってくれます。
いままでだったら、中身はあきらめてそれでよしとしなきゃ、というところなんですが、今回はタイムマシンのおかげで、水浸しになる直前の状態が保存されています。これってすごいことです。
おかげで、業務的にはなにひとつとどこおることはありませんでした。
これからは費用対効果などといわずに、きちんとTimeMachine用のドライブは面倒みようと思います。
Leopardにして良かった、としみじみ思いました…