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Rolleiflex SL66E (ジャムった場合の対処法-2)

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ちょっと、試してみました。
プラ板のぺらぺらさをなんとかするためには金属板が一番です。
軽くて、丈夫な物が理想なので、本当はチタンとかでつくりたいのですが、ハンズの工房で聞いてみると直線カットはできるけど、こういう「切り欠き」はやぶれたりするのでやっていません、とのこと。要するに0.3mmという薄さがネックらしい。
で、ためしにやってみたのが0.3mm銅板のエッチングです。

銅板は縦横だけはハンズでカットしてもらいました。
それを油脂落とし剤で裏表きれいにした後、切り落としたいラインに1mmのマスキングテープをはります。
裏表ともに貼るのでずれないように注意しながら。
マスキングした後、メタルプライマーを両面に吹いて保護します。
マスキングテープをはがしてから40℃前後に維持したエッチング液に何時間かひたすだけ。

場所が限定されていますから、バットではなく、スライドケースの蓋を使いました。
ハンズではエッチング液を扱わなくなってしまったので手持ちの古い液(サンハヤト製)を使っています。

で、できたのがこんな感じ。あまりきれいに落ちなかったので、やすり等で整えて使います。
まあ、プラ板よりはしっかりしている、という感じ。でも銅なのでちょっと頼りないです。

で、いま考えているのが洋白で同様にエッチングする、というのと、アルミ板をダイヤモンドカッターで切断する、という二種。
後者のほうが使い勝手のよいものになるかもしれませんが。