Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

Star Trek

イメージ 1

待ちに待った新作です。
新メンバーだし、JJA監督だし、なんか地上でつくっているし、と微妙な覚悟で初日に行ったのですが…

やられました。降参です。監督はどちらかというとSW派だった、といいますが、もしかするとそれが良い方向に働いたのかもしれない。
いままでの映画は、TMP以外は常にファンを強く意識したある意味義務的サービスを伴っていたのですが今回はそんなものはおまけです。

エンタープライズ梁山泊にしてしまうというのもずるい発想だし、なによりも、いままでなんとなくおかれていた細かいネタをきれいに拾ってみせようと言う心意気と、2時間6分を飽きさせない展開のうまさ。

映像的にもツボ満載でおされまくりです。
個人的にはカーンの逆襲での対リライアント戦でエンタープライズがガスの下から浮き上がってくるシーンが大好きだったのですが、今回のタイタンでのシーンもひけをとりません。

スポック中心の展開も物語としてずるくうまいです。ノベライズ読んだときに妙にTOSの匂いがするけどまさかね、と思っていたのに、まんまど真ん中に豪速球を放り込まれた感じです。

コバヤシマルテストの顛末は、DVD版には完全版として収録されるのかなあ…

まあ、連邦の航宙艦に機銃座がついているあたりが監督のSW的発想なのかな、とか、ハンドフェイザー、意味なくくるくるまわりすぎじゃないの、とかつっこむところはいろいろありそうですが。アマンダ退場は、やっぱりウィノナライダーのギャラが続編にらむと大変だから?とか(笑)

映画館は年配客がたくさん。要所要所で的確に笑い声がこぼれるという幸せな劇場でした。
はやくサントラでないかねえ…

とりあえずあと何回か見に行かないと。