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ウィーン(その9) クリムトが

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カメラ写真博物館のすぐそばの建物。
そもそも、戦争で焼けた建物が全体の15%にすぎない街ですから、きれいにされてはいても大半の建物はウン百年前のものなわけです。
こういう具合にさりげなく、「誰それがすんでましたよ」というのがたくさんある。

ものにっては400年以上前、というから地震国の人間としては信じられない世界です。
高いところに石像がたくさんはりついているのも。地震がきたら一発だろうなあ、と思ってしまう。

すごいのは、そういう古い建物も外見はていねいに補修してきれいになっていること。
場所によってはがんばって改装してエレベーターを設置したりもしています。
建物自体が、というか町並みそのものが重要な観光資源だから、かもしれないけれど、なかなか徹底しています。

そういうウン百年前の建物に普通に人が暮らしている、というのも考えてみたら日本では考えにくいはなしで。
シェーンブルンの一部は賃貸になっていて市民が生活しています、とかいわれてもぴんときません。