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手のひらの中のハイテク (燃料電池 Dynario)

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スペースシャトルといえば、再利用型宇宙船であるだけでなく、いろいろと最先端科学の象徴でした。
使用されているコンピューターが古いものでも、身近には存在しないハイテクで満ちていました。
その、身近には存在しないハイテクの一つが燃料電池。電気を使うと水ができる、という話にびっくりしたものです。

21世紀を実感する瞬間。エアカーは飛んでないけれど。
その燃料電池が手元に届きました。東芝がweb限定で3000セット販売したDynario。
購入目的は、これで携帯、iPodClassic、iPodTouch、PHS300の予備電源、予備電池を一つにまとめてしまうことができる、です。
重量は大してかわらないけれどすっきりします。

あと、もちろん、最先端科学への憧憬も(笑)

エコとかなんとかはどーでもいーのです。

#てか、CO2がでないしぃ、とかいうエコなおばかさんに対しては、水蒸気がでるんだよ、CO2よりもずっと温暖化寄与率が高いんだよ、という話をしてしまえ(笑)

本体とメタノールを持ち歩けばどこでも発電可能です。
メタノール燃料も専用のものがある(初期サービスで5個ついてきました)のですが、今一番気になっているのがこのメタノール
「高濃度メタノール」と書かれている限り、純メタノールではなさそうですが、空になったときに手持ちのメタノールを薄めて入れ替えて使えるのかどうか。
水溶性、と書いてあるからメタノールを純水で割ればよさそうなんですが、はたして何パーセントくらいが「高濃度」なのか、と。

とりあえず、MBPからDynario本体のリチウム電池に充電中。
持ったときにちょっとずしっと重さを感じます。バランス的にどうやらリチウム電池の重さがきいているみたい。
モノとしての出来はしっかりしています。燃料注入口は昔のガスライター的感じです。
附属の専用ケースに入るのが本体と二本のケーブルのみ、というのはちょっとどうかなあ。もっとも、入力ケーブルは普段はそんなに使わない(発電動作で内蔵リチウムの充電は可能)と思うので、出力ケーブルと充電用USBケーブル数本、という感じになるわけでしょうが。
せっかくならここに予備の燃料瓶いれられればよかったのに。とはいえ、本体をケースにいれたまま発電できるようにメッシュになっているのは○かも。

#と、いうか、これ、このまんまで超理想的なPHS300用ケースなんではないかい?
#放熱メッシュあり、ケーブルやEMobileをしまう余裕ありって。

携帯時の使い勝手は試行錯誤しなくてはならないかもです。
少し気になるのは飛行機の対応。現在規制緩和の働きかけ中とのことだけれど、現状では「本体は客室に限って持ち込み可」「燃料カートリッジは客室も荷物室も不可」とのこと。燃料カートリッジ持ち歩けないとなると、本体を満タンにしておいて出張中はそれでしのげ、と? 空のカートリッジだけ持ち歩いて出先で燃料用メタノールを買って、とかできるのならいいけどねえ…

てか、購入者への配送時にも空路使えないということですか、これ?

さて、いろいろな機器での使用感を確認していかなくては。

ちなみに、シリアル末は0064でした。

取り急ぎ、
PHS300  O.K.
S001(au) O.K.
DSi   O.K.
iPod Classic (旧160G) O.K.

ここまではよかったんだけれど…

iPod Touch64G (Late2009) N.G.… ここが微妙にがっかり…こればっかりはどうにもならないだろうなあ…
たぶん、iPhoneN.G.なのと同様のことなんでしょうけれどねえ…

さらに試しました。東芝サイトではtouchの2G・8Gは対応、とある。
じゃあできるんじゃないの?と考えていろいろやってみたところ…

コネクタの抜き差ししているうちに充電できました! 一安心。もしかするとDynario側の出力が最初は不安定なのかもしれません。
だめなときは「このアクセサリは充電に対応していません」とか言われます。うまくいくと普通に充電マークがでます(あたりまえ)。

あらためて、

iPod Touch64G (Late2009) O.K. です。

当初の目的には十分使用できることがわかったので、次は持ち運んだときにどうか、どれくらいの実働時間があるのか、ですねえ。