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客満堂の「鶏の唐辛子炒め」

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中華街、横浜大世界の少し裏手。「中国小皿料理」と大きなテーマです。(大きいのか小さいのか…)
開店一周年とか。

一皿が小振りな「小皿」で一般的な中華にみえるのですが、よくよく眼をこらすと水煮牛肉やラムのクミン炒めや押し豆腐などが隠れています。唐辛子炒めもメニュー上の表記はこれですがオーダーシートには普通に「辣子鶏」と書かれていました。
気軽な普通の中華にみせかけて、実はその実体は本格四川ぽいです。

鶏ですが、小皿だけど結構手間がかかっています。
鶏を揚げて、たまねぎを炒めて、唐辛子を揚げて、さらに鶏を揚げて、と火を使うタイミングが細かい。(他に客がいなかったのでよくわかってしまった)
そのため、鶏肉のかりっとした揚がり方はすさまじいものです。こげる寸前の絶妙なタイミング。
花椒も結構たっぷり、唐辛子は火が通り過ぎない程度なのでかぢると十分辛い。
肉の下味が薄いので全体的にはあまりとんがった味にならずおとなしめですがなかなかいけます。

水煮牛肉は濃厚かつ絶妙な味付けで一度食べ始めたら食べ終わるまで止まりません。
夜12時までやっているのも使いやすいので○。

開店一周年、ということは、こういう感じで新規に登場するお店も結構あるということで、中華街もなかなか攻めきるのは難しいですねえ。
たのしみなことです。