なんとなくEEでみつけてしまいました。
実際の映画のフイルムがうめこまれているパネルです。この手のって、後ろから光があたるところに飾りたくなるけど、そうすると間違いなく日焼けするので悩みます。
そういえばツバサのフイルム配布もはじまっているけど震災のせいでなかなかいける時間枠がないんだよね。
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きくちさんのとこ見てこちらもちょっとまとめてみたり。
・ミネラルウォーターの基準は本来水道水より緩い。
さらに、ミネラル成分故に粉ミルクには向かない場合、大人が飲んでも日本人のおなかには
きつい硬水などもある。
・生物学的半減期。セシウムは30年ではなく長く見積もっても140日。
・「1000年に一度の地震がきたんだからあと千年は大丈夫」なわけないでしょ。
確率は確率。
・小さい地震がずいぶんきたからこれで大地震のエネルギーも減ったのではないか、
とかいうのも間違い。マグニチュードって対数目盛りですよ?
・ブルトニウムの名前の由来は「冥王星pluto」から。ネプツニウム(海王星が名前の由来)
の次に見つかったから。別に恐怖の大王ではない。
→これ、恐怖倍増目的の文言によくでてくる間違いなので探してみるとよいかも。
・半減期を中途半端に「理解」して、「つまり、放射能はいつまでもなくならないんだ」とか
叫ぶのもどうかと思う。そりゃ「アキレスは亀においつけない」または「逆栗まんじゅう事件」です。
ブルトニウムさがしたらありました、で、ほうぼうがお祭り状態です。まあ世界中の土にばらまかれているのだからさがしゃどこにだってあるわな。さらに、3号炉はプルサーマルなんだからそこ関連の漏れがあればでてきて当然。
沪から漏れたに違いない、とさわぐのもある種の言論の自由だけれど、個人的にはそばの原子炉で炉心がこわれているとかならもっと高濃度でみつかんなきゃおかしい気がしますが。
え? しきい値がないんだからどんなに微量でもでてきたらお祭り、ですか? なんか花見みたいだ。
で、角砂糖三個で日本は全滅だぁとかさわぎだしちゃうわけですね。
そういう人がトイレットペーパーとか買い占めるのかとか思うとすごく納得。
放射線抜きにして、「プルトニウム自体の毒性」についてきちんと説明されている情報ってどこかにありますか?
今回見つかったのが239,240,241だけど、これ、三種類とも原爆実験で土におちたものに含まれているんですよね。なんか原発由来といいきるのってちょっと抵抗がある濃度だしどうなの?、みたいな。
まあ、あれです。大人気の「うんちのたとえ」にとってはまさにそれをみこしてPuと命名されたプルトニウム君がでてきていたことはたとえの信憑性をましてくれたのかな、と。
原発由来だとしても、3号炉の使用済み燃料のところから水しぶきで飛んだとしてもそれこそ「基準値」を軽くこえそうなものだと思いますがどうなのか。
とりあえず、Pu-238/Pu-239・240の構成比から原発由来と結論づけたのか。で、それが使用済み燃料からなのか、お釜の中からなのか。みんなお釜が割れたというのが大好きみたいでそればかりだけど、その割にはやっぱり量が妙に少ないんだよね。環境程度、というのは構成比の検査さえなければないも同然。下手すりゃどこかおよその原発じゃなくって、みたいな。
んで、「ぶるちゃんは重いから飛ばないんだよ」とか。飛ばないプルトニウムがどうして世界中の土壌におちてるんですか。「通常の濃度」という値が存在する事実自体が「プルトニウムは飛ぶ」ということだし、今回の検出結果がその「通常の濃度」の範囲内である、ということで既に考える材料はあるでしょ。
それなのにこんにゃくゼリーとの「危険性の比較」をにがにがしくおもっちゃっている人たちは「恐怖刺激報道に対するパニックとヒステリー」についてそれこそ「自分ののーみそ」で考えてみた方がいい。
このパニックとヒステリーって、きーきー頭ん中ぶっとんじゃっている時はいわゆる「ハイ」な状態で気持ちいいみたいですね。麻薬みたいなものなのかね。あるいは70年安保みたいなもんかもしれない。
でも、だとすると、その危機意識は結局「何も生み出しません」よ?
頭ついてる人は、そのパーツを帽子置き場以外にも使えるんだということをたまには思い出しましょう。
それにしても東電の不器用というか要領の悪さは気の毒なほどだ。
「プルトニウムの測定器はもっていない」(んなもん存在しないんだから当然)
「故に、東電としては測定もしていない」(測定器ないわけだからね)
この過程で、サンプルを外部委託で測定中だった、としてもそこまで聞かれてはいないという判断だったのだろうね。いわば「東電は何をして何をしなかったのか」を問われている、と。
加えて、外部委託している、といっちゃうと「じゃあ結果をだせ、いまだせすぐだせ」と言われるのは自明だから発表準備が整うまではあまり触れなかった、と。
こう考えれば別に大きな問題はないのだが。というか当然の対応だとすらおもう。
問題は、検出されたプルトニウム量から、実際に漏れだした総量が推定できるのかどうか、であって、ちまたの喧噪の源となっている「プルトニウムでちゃってもーたいへん」というのははっきりいってどーでもいーことだ。
しかし、ほんと、日本人って恐怖刺激だいすきなんですね。twitterで「プルトニウム」対象のつぶやきのすさまじいこと。これみてると、アイコンのパターンと発言の質との間に相応の相関がありそうな感じでおもしろい。やってみると楽しいですよ。
・とにかくプルトニウムなんだからこわいにきまってるじゃん 系
・で、実際はどれくらい怖いの? 系
・赤いブルトニウムどうした? 系
・測定器うんぬん 系
・今が大変なんだから過去にもっとプルトニウム降ってたなんて信じないぜ 系
とかね。
あとこんなのとか。
http://plaza.rakuten.co.jp/lapisspring/diary/200812020000/
いやあー
そーだったのかあー(棒)。
あ、でも、ブルトニウムの「要素」として、
>深い恐怖
>疎外感
>思考が働かない
あたりは、現在進行形で「プルトニウム怖い団」を形成している人たちにぴったりとあてはまるよねえ。
特に「思考が働かない」とかびったし。すごいねえほめおぱしい(んなあほな)
当然のように「マクロビ」の世界にも香ばしいのがわいているみたいです。
まあ、このへんは予定調和というべき。
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gogo9nineも節目でおわっちゃったなあ。
結構毎週楽しみにしてたのに。
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もうこうなったら浅間山に実物大のゲッター(早乙女研究所も可)、熱海にマジンガー(ビックバンパンチでも可)をつくろうよ。
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一見冷静そうにみえていても、「Puを確認=すなわち危険に決まっている」という思考停止が多すぎて気持ち悪くなってきた。こういうヒステリックな短絡と煽りを見ることによって生じる気持ち悪さも震災を遠因とするストレス障害として扱ってもらっていいのでしょうかね。
それにしても「プルトニウム検出器(爆笑)」どこかに真田さんがいて「コンナコトモアローカト」とかいいながらだしてきそうだな。Androidかiアプリでだれかつくってないかな。
あと、春休みの宿題工作で工作用紙つかってプルトニウム検出器をつくってみる、とか。
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とりあえず貼っておきます。
http://www.faireal.net/articles/6/12/#d20903
さがせばいろいろあるのがネットのいいところ。さがさなければなんにもないのもネット。
「いいものもある。でも、悪いものもあるんだよね」